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ブロックチェーン技術「カルダノ(CARDANO)」を開発するIOHKが2019年4月17日に米フロリダ州マイアミで開催したイベント「IOHK Summit 2019」では、コア技術を含めさまざまなプロダクトの技術開発が進んでいることが明らかになりました。
IOHK Summit 2019で発表されたトピック
・リサーチャーやサイエンティストによる調査・論文についての発表や考察
・ブロックチェーンインフラ「カルダノ」の開発状況
・暗号資産ウォレット「Daedalus(ダイダロス)」アップデート
・エンタープライズ向けブロックチェーンフレームワーク「ATALA(アタラ)」
・10W以下で動作するCARDANOノード・ハードウェア「Rock Pi」
・Haskelベースで記述できるスマートコントラクトについて
・アフリカエチオピアにおけるブロックチェーン・スマートコントラクトエンジニア育成
・モンゴルエリアにおけるブロックチェーンプラットフォーム導入
・ワイオミング州におけるブロックチェーンの都市および産業への導入
こうした発表と並行して、200名規模に拡大したIOHKおよびカルダノ関連開発メンバーに可能な限りヒアリングをしたところ、50名規模にまで拡大したコア技術部隊に世界各国から優秀な人材が集まっているという実態がわかってきました。
カルダノのシニア・プロダクト・マネージャーであるDavid Esser氏は「ブロックチェーン技術を実利用するためのプロダクトや開発環境が整ってきました。低コストで既存の大規模システムを置き換えられるATALAを始め、HASKELベースのスマートコントラクト技術スキームなど着実に準備が進んでいます。そんな中、多数の優秀なエンジニアが集まってきていて、チームの意欲は最高に良い状態」と話しました。
【関連URL】
・[公式] IOHK Summit 2019