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パソコン並の性能を持つスマートフォン。
できないことは無くなりつつあるが、PCと同じような構造のアプリでいいかというわけではない。スマートなモバイル端末を持ち歩くスマホネイティブ時代の視点がないと受け入れられにくい現実がある。例えば、写真アプリInstagramがそうであったように。
Glue-thが開発したアプリ「MECHIKA BOOLA (メチカブーラ)」は、いわばInstagramの動画版みたいなもの。Instagram本体にも動画機能はあるが、“誰かに伝えたい” という想いを まるで魔法を掛けたかのように魅力的な映像に仕上げてくれるのが特長だ。
2014年1月30日に公開されたアプリは、iOS版とAndroid版でどちらも無料。一見「普通の動画編集アプリじゃないか?」と思われるほどシンプルなツールという印象だが、操作してみると実に細い点まで作り込みがされていることに関心させられる。
録画は数秒単位で、それを繋ぎあわせる形で編集。完成版の時間を15秒と27秒に限定することで、作品の作り込みに集中できるのがいい。編集も動画の順番をドラッグで入れ替えるだけ、いつでも再編集できる。
もちろん映像に美しいフィルターをかけることもでき、動くスタンプや文字でデコレーションすることも簡単。
BGMもオリジナルのものが大量に容易されているほか、デバイス内の楽曲の一部を利用する機能まで用意されている。何しろ機能が豊富。
驚かされるのは完成した動画の完成具合。映像的な調整の技術はもちろん、BGMが動画と見事にシンクロし、遊び感覚で作成したとは思えない深みのある作品へと仕上がるのである。
まさに魔法。「サラガブーラ メチカブ-ラ ビビディバビディブー」♪ だ。
この動画完成度に注目したのが朝日放送で、メチカブーラを使ってロンドンブーツ1号2号 田村淳 氏や
サバンナ 高橋茂雄 氏がプライベート動画を作成していくトーク番組、「淳とシゲオのド深夜放送 キャー♡ムービーシェアリング」をスタートするという(2/1~3/15(毎週土曜日25:19~26:19計6回予定)。
朝日放送は「2014年は動画の年」として、リッチな感情や想いを伝える動画とそれをシェアするという「動画でつながる文化」を番組を通して伝えたい考えだという。
【関連URL】
・Mechikaboola
http://mechikaboola.com/
もっとシンプルに、かつ非言語化を進めれば十分世界で受け入れられるコンセプトだと思ったっす。と感じていたら、Glue-thのCEO 納家一寛 氏は北米の大学出身ということで、その視座はすでに持っているとのこと。なんと、アプリも日本語のみならずタイ語、ベトナム語、簡体字中国語、繁体字中国語、英語、韓国語にも対応済みとのこと。さすが。今後の展開に注目っす。