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MOVIDAが「DEMODAY 3rd」開催、3/5が学部生 【増田 @maskin】 #mjstartup

[読了時間: 2分]
 スタートアップ支援事業を展開するMOVIDA Japanは2013年5月13日、「MOVIDA Seed Acceleration Program」に参加したチームの中から選抜された5チームのプレゼンテーションイベント「MOVIDA Demo Day 3rd」を開催した。

 「2030年までにシリコンバレーを越える」と1000社・10万人の雇用を創出すると宣言するMOVIDA JAPAN。

 イベントの冒頭で、プログラムのチーフアクセラレーター 伊藤健吾氏は「シリコンバレーでは毎年4000-5000社が誕生し、その内の10から20社が軌道に乗る。総数というのは、双方のの差を生む大きな要因と考えている」と語る。

 MOVIDA JAPANのシードアクセラレーションプログラムは、過去3回の応募数は220件、20代が50%超。すでに始まっている第4回は過去最大の応募数となる見込みだという。また、2013年6月には東京.渋谷にスタートアップ向けのシェアオフィスを展開する計画などをあげ、あスタートアップ創出活動の規模が着実に推移していると説明する。

 プログラムに採択された企業からは、第1期ではソーシャル旅行サービス「trippiece(トリッピース)」がユーザー4万人を突破。実際に旅行にでたユーザーは6500人超。オプトと資本業務提携したほか、JTBやExpediaとの提携を果たすなど快進撃を続けている。

 それ以外でも1期のソーシャル音楽サービス「nana」が島村楽器と提携。2期の教育プラットフォーム「ShareWiz」がユーザー1万7000人を突破。「UIScope」がミクシィの新規事業と業務提携を果たすなどの成果を生んでいる。

現在、スタートアップ育成と投資事業を分割し、投資については「Genuie Startups」に集約。現在17社に投資する。一方でシードアクセラレーションプログラムとして実績作りをどうしていくかが焦点となる。


Demoday 3rd 出場5チームの傾向は?

 Demodayは3期参加チームの中から、選りすぐった5チームがその成果を広めるためプレゼンテーションをするもの。なんと3チームが学部生という構成で、全体的に若年化が加速している。

 特徴は、いずれもサービスがすでにローンチされているか、起業前に実務経験がある、もしくは博士号やMBAフォルダーがファウンダーとなっているなど、全面的に骨太なものばかり。他のイベントで優勝しているチームもある

Reep
学生向けの開発コンテスト「ブレークスルーキャンプ by IMJ」で優勝した思い出写真アプリ。本日からiPhone用アプリがダウンロード開始している。
http://reep.me/

VISE
契約書など複雑な文書の変更履歴を管理するサービス。博士号を持つギーク系ファウンダーらが立ち上げている。

MiChi
日本のネイルを海外に提供するサービス。すでにネイル情報のFacebookページで海外から多数のいいねを獲得している。

Streetacdemy
誰でも教えられる知識や技能がある。それらを伝達するプラットフォーム。スタンフォード大学MBAホルダーで、自分でプログラミングを習得して展開。
http://www.street-academy.com/

U-NOTE
イベント特化のまとめサイト。前月比3~4倍成長を果たしている。
http://u-note.me/

【関連URL】
・MOVIDA JAPAN株式会社
http://www.movidainc.com/
・MOVIDA JAPAN 孫泰蔵氏「作れる経営者」求む、第3期スタートアップ支援プログラム募集開始へ 【増田 @maskin】 #mjstartup
http://techwave.jp/archives/51767602.html
・「MOVIDA Demo Day 2nd」 レポート(前編) 【増田 @maskin】
htt_p://techwave.jp/archives/51767499.html
・ 熱気あふれる「MOVIDA Demo Day 2nd」 レポート (後編) 【増田 @maskin】
http://techwave.jp/archives/51767500.html
・孫泰蔵氏監修「僕たちがスタートアップした理由」は IT起業家およびその予備群に向けたモチベーション持続本だった 【増田 @maskin】
http://techwave.jp/archives/51764650.html


蛇足:僕はこう思ったッス
事業プレゼンとマネタイズや質疑を別枠で実施するMOVIDA DEMODAYならではの工夫。単なるお披露目ではなく、成功への確度を上げるためのイベントとして機能しつつある印象。
著者プロフィール:TechWave 編集長・イマジニア 増田(maskin)真樹
変化し続ける高エネルギー生命体。8才でプログラマ、12才で起業。18才でライター。道具としてのIT/ネットを追求し、日米のIT/ネットをあれこれ見つつ、生み伝えることを生業として今ここに。1990年代はソフト/ハード開発&マーケティング→週刊アスキーなどほとんど全てのIT関連媒体で雑誌ライターとして疾走後、シリコンバレーで証券情報サービスベンチャーの起業に参画。帰国後、ブログCMSやSNSの啓蒙。ネットエイジ等の
https://www.chatwork.com/g/techwave_maskinベンチャーや大企業内のスタートアップなど多数のプロジェクトに関与。坂本龍一氏などが参加するプロジェクトのブログ立ち上げなどを主導。 Rick Smolanの24hours in CyberSpaceの数少ない日本人被写体として現MITメディアラボ所長 伊藤穣一氏らと出演。活動タグは創出・スタートアップマーケティング・音楽・子ども・グローカル・共感 (現在、書籍「共感資本主義」「リーンスタートアップ」執筆中)。@宇都宮ー地方から全国、世界へを体現中。
mail maskin(at)metamix.com | 書籍情報・ 詳しいプロフィールはこちらTwitter @maskinFacebookhttp://www.linkedin.com/in/maskin
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