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米国で快進撃を続けるAIスピーカー「Amazon Echo」が、パーソナルアシスタントとは違う方向に動き出しそうです。米Amazon.comは現地時間の2017年8月29日、各部屋に設置されている複数のEchoデバイスで音楽を同期再生できるようになったことを発表しました。対象地域はアメリカとイギリス、そしてドイツです。
現時点で、このマルチルームオーディオ再生「Amazon Alexa Multi-Room Music」に対応する音楽ソースはAmazon Music・TuneIn・iHeartRadio・Pandoraのみですが、間もなくSpotifyとSiriusXMに対応するとのことです。
また、スピーカーメーカー向けに開発ツール「Alexa Voice Service(AVS)マルチルームミュージックSDK」を今後半年以内にリリースすることを表明し注目を集めています。
AlexaがEcho以外のスピーカーを制御可能に
「Amazon Alexa Multi-Room Music」に関するAPI(外部から機能を利用するインターフェイス仕様)はプレビュー版がすでに公開されています。
「Connected Speaker API」と呼ばれるそのAPIでは、Alexaを通じてEchoデバイス以外のスピーカーで音楽再生を制御できるというもので、AmazonはすでにSonosBose・Sound United、Samsungといったいくつかのスピーカーメーカーと先行プロダクトの準備を進めているとのことです。
ユーザーは、これまでと同じように複数のスピーカーを声で制御可能。複数のEcho等のスピーカーをグループに分け「Alexa、RADWIMPSを一階で演奏して」といった指示が可能だとのことです。
Amazonは、この数ヶ月Alexaにエンターテインメント関連の機能を多数追加していました。
【関連URL】
・“Alexa, Play My Music Everywhere”
http://phx.corporate-ir.net/phoenix.zhtml?c=176060&p=irol-newsArticle&ID=2297100