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DeNA社がキュレーションメディアという名目で、不正引用や事実誤認の記事を大量に公開し、社会問題にまで発展したファッションメディア「MERY」(参考「大量の記事を全てを作り直したMERYが復活、小学館とDeNAが設立」)が、2018年4月の時点で、月間の利用者数200万人、1億ページビューを達成していることが判明しました。
好調に推移した「MERY」は、1か月における1人あたりのページビューは50、滞在時間は1日あたり13.9分、週3日利用者が全体の約60%と、高いロイヤリティを達成。
さらには直近の調査では、「MERY」を見た事をきっかけに商品を店頭で購入した」方が60.9%と高い数字を叩き出しています。
復活からおよそ7ヶ月。2018年6月26日に有名雑誌CanCamの編集長 大西豊 氏を社長に起用し、2018年9月には読者イベントも開催予定とのことです。
【関連URL】
・[公式] MERY
蛇足:僕はこう思ったッス
情報メディアが健全に成長することは社会にとってプラスの面の方が多いと思う。大きな失敗をしたとしても、一度成長したブランド価値はそう簡単には消えないし、ウェブメディアの場合はSEOなどの自然流入は社会的マイナスをダイレクトに評価に反映するわけではない。どんなにひどいことがあっても、人々もシステムも忘れてしまうのである。だからこそ、注意したいのは、これは炎上マーケティングとの線引きを明確にするということ。不正はたださなくてはいけないし、再起動は過去を忘れさせるくらい刺激的なことをしなければならない。