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Facebook傘下の米Oculusが現地時間の2016年10月6日に開催した独自イベント「Oculus Connect」。
基調講演ではソーシャルVRを筆頭に、新しい入力デバイスや新技術などが軒き並み発表された。その中でソーシャルVRに継ぐトピックが「VR Web」だった。
拡散して誰でも試せる
VRの技術の行く末はまだまだ未知の世界だ。デバイスもソフトウェアもコンテンツも可能性は限りなく残っている。すでにPlayStationVRのような消費者向けのラインナップも登場したが、残念ながら高額なデバイスが必要で万人向けとはいいがたい。とはいえ、スマホ向けVRは操作が不便だったりとまだ夜明け前の印象。
なぜOculusがウェブVRにフォーカスするか?その答えは明快だ。
開発者の側面では「開発しやすく拡散しやすい」、ユーザー側では「誰でも利用できる」ということだ。現在のVRは体験できる人が非常に限られている、それがVR市場の成長を阻害しているという危機感がある。
では、どのようにウェブVRを実現するかというと、Facebookが開発しているUI特化のJavaScriptライブラリ「React」をベースにした「React VR」を準備中とのこと。
詳細はまだ発表されていないが、ウェブのようなハイパーリンクが機能するVRを開発できるのようだ。以下は、イベントで発表されたコンテンツのサンプル。
ウェブVRブラウザ「Carmel」
冒頭でも述べた通り、コンテンツ型VRはインタフェースに問題がある。複数のコンテンツ間を行き来できるようなUIが浸透していないのだ。
そこでOculusはウェブVR用ブラウザ「Carmel」も発表している。
こちらも詳細は発表されていないのだが、すでに「JanusVR」のようなVRブラウザがある中で、どれほど活気的なブラウザを出してくるのか注目される。
【関連URL】
・Oculus Connect
https://www.oculusconnect.com
ウェブだからといって劣化コンテンツみたいなものだと思ったら大間違い。