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VR/ARの未来はヘッドセットにかかっている。そう言っても過言ではない。だからこそ進化が早い。現在あたりまえのスタイルも、表現能力も、数ヶ月で時代遅れになるのは必至だ。
そういう意味では「Onix VR」ヘッドセットのモジュール構造は魅力的だ。ハイエンドVRと呼ばれるこの製品は、視野を覆うような湾曲した4Kディスプレイ(LG社の「G Flex 2」)を搭載する。リフレッシュレートはPlayStation VRと同じ120Hz。全体がモジュール構造になっており、AR用センサーを装着することもできるという。
インターフェイスはThunderbolt 3互換のUSBポートで、Blutoothにも対応。現時点ではGPUなどの詳細は明らかになっていないが、オープンソースのまもなくKickStarterのプロジェクトをスタートする見込だ。実際の販売価格は800ドルから1000ドル程度になる見込み。発売は2017年を予定している。
なお、追加オプションとしてアイトラッキングやヘッドバンドの交換、OSVR(The Open Source Virtual Reality platform)への対応が予定されている。
【関連URL】
・Onix Virtual Reality
http://www.onixvr.tech
・Onix VR’s Pulsar headset could offer 4K virtual reality, but not till next year
http://www.digitaltrends.com/virtual-reality/onix-vr-pulsar-4k-hmd/#/2
・Choose Your Own VR: Onix VR Is Building A Modular HMD With A Curved 120Hz 4K Display
http://www.tomshardware.com/news/onix-vr-120hz-4k-hmd,32905.html
魅力的だがまだまだ発展途上という印象もある。これはこれで現時点で利用する楽しみがあるが、まだ大きいし、まだ高額だし、まだものたりなくなるのだろう。注目したいのはハードウェア水準と、主役となるエコシステム。ここで挙げられたOSVRのようなオープンソースがスタンダートとなるか、特定のベンダー連合なりプラットフォームがメインストリームを形成するかまだまだわからない。