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カメラマンや司会、家事掃除、個人レッスンの教師など、特定の分野のプロフェッショナルに仕事を依頼できるプラットフォーム「Zehitomo」は2017年7月26日、500 Startups Japan、Draper Nexus Ventures、アコード・ベンチャーズ、KLab Venture Partnersおよび個人投資家から累計総額約1.5億円の資金調達をおこなったと発表しました。
Zehitomoはプロを募れるプラットフォーム
Zehitomoは、いわゆる多様な分野のプロ/専門家に仕事を依頼するサービスです。消費者がプロを選ぶのではなく、頼みたい仕事を依頼し、それにプロが提案する仕組みで、サービス開始の2017年7月26日以降、10ヶ月でおよそ1万件を超える提案が投稿されています。
Zehitomoのサービス構造
1. 依頼者もプロも決済手数料なし
提案を投稿する際に平均約500円の提案費用がかかるだけ。プロは報酬の全額を受け取ることができます。
2.オーダーするとすると5人のプロから提案が届く
消費者がプロを探すのではなく、オーダーしたい内容を投稿し、プロからの提案を待つ仕組み。
3. 現時点でプロ6800人が登録
プロは600以上のカテゴリー。言語は日本語・英語に対応。
個人対個人の新たなサービス構造
これまで個人に仕事を依頼するプラットフォームはいくつか存在していました。ビザスクはコンサル、ココナラは専業のプロというよりは消費者が持つスキルを切り売りするモデルでした。最近の例ではメタップスの「TimeBank」が専門家とその能力の売買という視点を持っています。
あくまで個人の能力を売るという枠組みの一環のサービスですが、Zehitomoの場合、前述したような提案することに対する課金するモデルに優位性があるというのが今回の投資家の意見です。なぜなら、アメリカで「Thumbtack」という先行サービスが、米大手投資会社のセコイヤキャピタルやCapital G(Google)などから出資を受けユニコーン企業として注目されていることも要因の一つと考えられます。
また、ZehitomoはJPモルガン・シティバンクといった金融界、楽天・DeNAといった事業会社の出身者によって編成されており、共同設立者/CEOジョーダン・フィッシャー氏および共同設立者/COOジェームズ・マッカーティー氏ともにアメリカ出身でグローバルプラットフォーム構築に対する期待の声もあるようです。
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https://www.zehitomo.com