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日本におけるスタートアップ投資を目的としたファンドの投資余力は過去最大の3000億円超のフェーズに入ったと言われており、シード・アーリーからシリーズA~まで、エンジェル等しかからVC、コーポレートVC、金融機関のファンドまで多様な投資家が活動を活発化しています。
ただ、どの投資家がどんな考えで、どんな企業に投資をしているのか、意外と明らかになっていない部分もあります。そこでTechWaveでは特集「あのVCの投資先がみたい!」としてVCの活動をざっくりまとめて紹介していきたいと思います。
第一弾は2015年9月に設立を発表した「500 Startups Japan」。
500 Startups Japanの特徴
(2017年6月17日時点)
・ファンド:あり 「500 Startups JP,L.P」
第一号ファンド: 3500万ドル-約38億円(2017/6クローズ)
LP出資:クールジャパン機構以外のLP投資にはみずほ銀行・ミクシィ・ニコン・三菱地所・そのほかエンジェル投資家
(参考:500 Startups Japan 1号ファンドがクローズ、クールジャパン機構が11億円出資)
・投資スタンス:
シードステージ専門。
小さな投資をたくさんする。
多様性能あるポートフォリオの規模を大きくすることでリスクを低減。
リード・フォローにこだわらない。
・投資金額:
初期投資、1社あたり1000~5000万円
・追加投資:あり、
1社あたり5000万円から1億円
・サポート体制:
コミュニティ重視
多数のメンターによるメンタリング
売却後のサポートも行う
NEDOや地方自治体連携イベントなど啓蒙活動も活発
・チーム概要:
マネージングパートナー二人とも金融機関などで投資経験あり。James氏はスタートアップ出身、澤山氏は元エンジニア。
500 Startupsとして出資した企業
JPが設立される前の5年間は米500 Startupsで直接日本の企業に出資。これまでに17社に投資済み。
・Gengo ー多言語翻訳プラットフォーム
・Peatix ーイベントプラットフォーム
・Breaker ーモバイル映像コンテンツのプロデュースと配信
・Tokyo Otaku Mode ー言わずと知れた日本のオタク系グッズEC。東京とポートランドに拠点。
・Whill ー次世代モビリティ開発
・Paidy ーオンライン決済サービス
500 Startups JAPANとして出資
2016年3月から投資開始。2017年6月15日の時点で、21社に出資。
・Spacee ー空き会議室レンタル(記事)
・Pocket Menu ー高級レストランの予約と決済
・DVERSE ーVRコンテンツ用総合ソフトウェア開発(記事)
・Sora ーホテル・旅館の料金最適化(記事)
・Smart HRークラウド労務サービス
・Infostellar ー宇宙最大の通信インフラ開発
・ANGLERSー釣果シェアアプリ
・HOMMA ー家庭の再定義
・Credit Engine ーソーシャルメディア時代の金融サービス(関連記事)
・Chikaku ー離れて暮らす家族をつなぐIoTデバイス(記事)
・Authlete ーOAuth 2.0 サーバー & OpenIDサービス
・Circle-in ー国際物流管理サービス
・DIGGLE ー予算管理業務の支援サービス
【関連URL】
・500 Startups Japan
https://500startups.jp/