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楽天と米ウォルマート・インクは2018年8月22日、米国内において電子書籍サービス「Walmart eBooks by Rakuten Kobo」の提供を開始しました。日本で展開されている楽天Koboの電子書籍および電子書籍リーダーのラインナップに加え、オーディオブックなども展開しています。
楽天Koboは世界で600万作品を超える電子書籍およびオーディオブックを展開しており、ウォルマートの冠を配したアプリやウォルマートのECや実店舗で販売される電子書籍リーダーで利用可能です。ウォルマートとしては充実した品揃えを得られると共に、実店舗での電子書籍リーダーの独占販売を同時に獲得できることになります。なお「Walmart eBooks by Rakuten Kobo」はWalmart.comのオンラインショッピング体験の仕組みの中に組み込まれる形で提供され、その構図は、日本における楽天と楽天Koboと似ているといえます。
楽天とウォルマートは2018年1月26日に発表された戦略的提携(参考「楽天とウォルマートが日本でネットスーパーを共同展開へ」)の一環で、すでに展開が始まっているネットスーパーの次の施策として計画されていた電子書籍事業がようやくスタートした形です。
【関連URL】
・[公式] Walmart eBooks by Rakuten Kobo
・[リリース] Walmart and Kobo Launch Walmart eBooks, Including an Audiobook Subscription for $9.99
蛇足:僕はこう思ったッス
日本だとAmazon Kindleに押された印章がある楽天Kobo。今回のウォルマート版楽天Koboの想定顧客は週当たり毎週1億4000万人とのこと。楽天とウォルマートにおける日米補完型の戦略提携は今後どう進むのか注目される。