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USBメモリーが一回り大きくなったサイズながらも、ちゃんと動作するコンピュータ「スティックPC」をご存知でしょうか。
なんといってもそのサイズが魅力のスティックPCですが、使えるものなのでしょうか?
実際に(自腹で)購入してみましたので、ざっくりとレポートしてみたいと思います。
筆者が手に入れたのはインバースネット社のカスタム(BTO型)パソコンメーカー「Frontier(フロンティア)」が提供する「Palm Stick PS01H」というモデル。
なんと価格は1万7000円(税抜き)。送料が無料なので、税金を入れても2万円でお釣りがもらえます。
開封ー
箱のサイズはiPhoneと同じ程度。
中に入っていた本体も、USBメモリというよりはiPhoneを1~2周り小さくした感じです。キーホルダー装着用の穴がついているのがいいですね。実際ポケットに入れて持ち運んでもいいくらいです。
同梱されているのは、これだけ。左からHDMIの延長コード、本体、USB接続のACアダプタというものです。HDMIの延長コードがある理由は、HDMIはテレビやディスプレイの背面にあり、スティックPCの筐体が突起などにぶつかって接続できないことが多々あるからです。この延長コードのおかげで、大半は大丈夫なはず。
ポートはこのような構成になっており、microUSBポートに電源を接続します。逆の側面にはmicroSDポートがあります。
小さい本体ながらフルサイズのUSBポートがついているので、USBハブなどを用意してキーボードやマウス、ハードディスクを接続するというのもいいですが、筆者の場合は、リビングのテレビに接続して使用したいと考えていたので、マウス代わりにタッチパッドが付いた無線接続キーボード「マイクロソフト ワイヤレス キーボード All-in-One Media Keyboard N9Z-00023」も購入し、その接続アダプタを接続してしまいました。
キーボードはこんな感じです。トラックパッドがついているので、これで操作はOK。ソファーに座ったままテレビみたり、ウェブみたり、ありきたりではありますが、そんなリラックスタイムに期待に胸を踊らせていたわけなんです。
Windows 10にアップグレード、普通にさくさく動いてます
22インチの液晶ディスプレイでは全く問題なし。
メモリーは2Gbしかありませんが、ウェブブラウズやメールをしているだけなら持ったく問題なし。YouTubeなんかもさくさくです。
ストレージは32GBですが、microSDで容量を追加できるし、USBポートを拡張してハードディスクなどを接続すれば完璧でしょう。
・HDMI出力 1920*1080(最大)
・内蔵ストレージ 32GB eMMC
・microSD(SDXC対応) x1
・外部出力端子 USB 2.0 x1 / Micro USB 2.0 x1(電源供給専用) / HDMI出力(Type Aオスコネクタ) x1
・無線LAN IEEE 802.11 b/g/n対応 / Bluetooth V4.0 + LE準拠モジュール
それで、ではより使い勝手の良いWindows10にアップグレードしてしまおうと、メーカーのページをみるとどうやら非対応。しかし、いきなりWindows Insider Preview版にアップデートしてみると問題なく動作してしまいました。
2015年7月29日のWindows 10のリリースにあわせて登場したマインクラフトをインストールしてみようとしましたが、3Dグラフィック機能がプアだからなのか動作はNGでした。いくつかのWindows 10アプリでスペックが低いので動作無理というものがありました。
42インチの液晶テレビでも使用できます
さあ、それでは、リビングの42インチ液晶テレビでは問題なく使えるでしょうか。
Windows 10とスティックPCの組み合わせでゆったり操作環境ができました!これで2万円なら十分かなと思いました!
【関連URL】
・FRONTIER PC Palm Stick PS01H Windows8.1 with Bing 32bit 搭載スティックPC
http://www.frontier-direct.jp/direct/g/g91841/