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企業創造におけるシード期(法人設立前はプロダクトのイメージが明確ではないフェーズ)のスタートアップへの投資および育成を専門に行うサムライインキュベート社は2018年7月19日、同社運営の最新ファンド「Samurai Incubate Fund 6号投資事業有限責任組合」(以下「サムライ6号ファンド」)を組成したことを明らかにしました。
6号ファンドの主な出資者は以下の通り、国内の大手事業会社や金融機関で構成されています。
・セイノーホールディングス株式会社(本社:岐阜県大垣市、代表取締役社長:田口義隆)
・株式会社セプテーニ・ホールディングス(本社:東京都新宿区、代表取締役:佐藤光紀)
・マネックスグループ株式会社(本社:東京都港区、代表執行役社長CEO:松本大)
・ロート製薬株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:吉野俊昭)
・株式会社FFGベンチャービジネスパートナーズ(本社: 福岡県福岡市、代表取締役:福田 知)が運営するFFGベンチャー投資事業有限責任組合第1号
6号ファンドの資金調達のクロージングは2018年12月を予定しています。ファンドの総額目標は30億円です。
投資テーマは「テクノロジーを軸に既存産業に競争力と変革をもたらすシードステージ」。産業としては、物流・金融・小売・医療・建設・不動産・エネルギー・飲食等のサービス分野等を中心に以下のような技術を活用するスタートアップで投資・育成を行うとのことです。
・IoT
・A.I.
・ブロックチェーン
・ドローン
・XR等
サムライインキュベートは、これまで累計140社以上に投資を行っており、事業支援などはもちろん、出資者と連携した支援も実施。大企業とスタートアップのオープンイノベーション型連携プログラムも実績を積み上げており、また、日本を皮切りにイスラエル、そして直近ではアフリカ大陸への進出を進めており、それぞれの地域での課題解決や、ゼロベースでの情報革命に乗り出しています。
【関連URL】
・[公式] Samurai Incubate
蛇足:僕はこう思ったッス
組織を変え仲間を増やし理念に基づいて前進するサムライインキュベート。2010年代の日本におけるシード期の旗手として注目されるだけでなく、どのように価値を創造するか、人のポテンシャルに着火するか、それを日本という限定された領域だけでなくグローバルを線で結ぶという活動。30億円は少ないようにも感じるが、結局、日本から世界に羽ばたくウミガメはまだまだ少なくこれからということだと思う。