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ソニーは本日2018年1月15日、これまでグループ社内で展開してきた新規事業創出プログラム「Seed Acceleration Program」(以下SAP)を、一般の企業やスタートアップに向け提供を開始すると発表しました。公式サイトではすでにプログラム利用受付が開始されています。
新規事業からマーケティング支援まで
SAPはこれまで13の事業立ち上げを実施。今回のプログラムでは、審査を通過すれば、SAPで培った課題解決や量産化のノウハウを活かした支援サービスを提供するほか、クラウドファンディング/ECサイト「FirstFlight」でのマーケティング支援を受けることが可能になるというものです。なお、FirstFlightでは、過去「wena wrist(ウェナ リスト)」で日本のクラウドファンディング初の1億円調達を達成しています。
設計や品質管理などの知見を持つメンバーによる「加速支援チーム」によって、新しいサービスや商品を世に出したい起業家を応援する今回のプログラム。すでに初の認定プログラムとしてソニー・サンライズ・沼津市の3者共同によるARアプリ「舞台めぐり」のクラウドファンディングプロジェクトがスタートしています。
【関連URL】
・新規事業支援サービス
https://first-flight.sony.com/departures-gate
・ソニーのクラウドファンディング・ECサイト「First Flight」の利用を含めた新規事業の加速支援サービスの提供を開始
https://www.sony.co.jp/SonyInfo/News/Press/201801/18-007/index.html
蛇足:僕はこう思ったッス
ハードウェアメーカーとしてのソニーの知見を軸に、(オープンなプラットフォームではなかったとしても)実績のあるクラウドファンディングプラットフォームによるマーケティングプロセス(需要把握と消費者コミュニケ-ション)を融合した魅力的な起業支援プログラムといえるのではないだろうか。企画立案にしても大企業観点の厳しい評価フィードバックがあり、流通や販売チャネル、CSまで考えられるのはリソースの少ないスタートアッププロジェクトにとってはありがたい限り。さらに、企業やスタートアップのみならず個人事業主も応募対象となっている点がいい。