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Web Summit 2018の目玉の一つ、アーリーステージのスタートアップが多数出場するピッチコンテストがあります。世界40の国と地域から1000件以上の応募があるもので、まさにスタートアップのオリンピックといった様相。その最終審査がWeb Summitの壇上で世界中の投資家やメディアの前で行われました。
登壇した168チームの頂点に立ったのはイギリス・ケンブリッジ大学発のAIスタートアップ「Wayve」です。世界トップと評されたこの会社の実力はどんなものなんでしょうか?
20分で運転技術を学習するとして話題に
Wayveが大きく注目されたのは2018年7月。同社のAI自動運転技術を使ってたった20分で運転技術を習得することに成功したという発表。
地図データなどを用意する必要なく、またエンジニアが運転ルールを記述することなく、AIに運転を指導することで自動運転が可能になるという内容。
Wayveの自動運転はセンサーから得られるデータとソフトウェア技術によって実現されるもので、動画も公開されており、そのインパクトの大きさには目を見張るものがあります。
Wayveは、自動運転を提供する企業として、同社のソフトウェアを搭載した自動車は世界100都市で自走させることを目標としています。
このWeb Summit 2018ピッチでは、500 startupsのマネージングパートナーBedy Yang氏、DST マネージングパートナー Tom Stafford氏、Y Combinator ビジティングパートナー Holly Liu氏らが審査員として参加しており、ここでの優勝は世界の投資家から注目されることは間違いなさそうです。
【関連URL】
・[公式] WAYVE
超蛇足:僕はこう思ったッス
いろいろな自動運転技術を見ているけど、世界でスケールするという視点ではそれが市場にどう受け入れられるかを理解してもらえるようなプロダクトになっていることが重要。そういう意味で、WAYVEのデータドリブンのソフトウェアスタックはすんなり入りやすい。今後、さまざまな課題が浮上したとしても、解決できるのでは?と思わせてくれる。