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ウェブサービス向けクレジットカード決済サービス「WebPay」を運営するウェブペイは2014年3月25日、決済手数料全般において値下げを実施したと発表した。
これまでウェブペイでは、決済手数料を、5大クレジットカードブランド(Visa・MasterCard・JCB・American Express・Diners)全て3.40%プラス一決済あたり30円としてきた。
今回の値下げにより、VisaおよびMasterCard の決済手数料が 3.25%+0円、American Express、Dinersが3.40%+10円となる。
ウェブペイはECやオンラインサービス向けに決済サービスを提供するもので、数時間の作業で、既存のシステムに決済機能を導入できることを売りとしたサービス。初期費用や月額費用が無料であり、かつ審査もおよそ3日間しかかからないなど注目を集めてきた。
2013年12月24日、日本展開を加速させるべくトヨタファイナンスを包括加盟店契約を締結している。
今回の値下げは、決済システムの改善、申込手続きおよび審査等のオペレーションの効率化などの成果をユーザーに還元するもので、2014年春にサービスインが予定されている「Yahoo!ウォレット FastPay」を意識した戦略的施策と言える。
ウェブ決済市場では先駆者的位置付けとなるウェブペイ。CEO 久保渓氏「スタートラインに立ったという状況」とはいうもののあくまで強気だ。
現在のウェブ決済市場は、数十社がひしめき合うような明確なリーダーがいない市場になっています。その中でウェブペイは意識される存在であると自負しています。
今後の機能展開としては、これまでが導入のしやすさを極限まで追い求めていたところから、使い続けることに最適化した機能改善も積極的に進めていきたいと思っています。さらに機能面でもサービス面でも革新的なアプローチを続けサービス価値を高めて行くことで、市場内でのリーダーシップを発揮していきたいと考えています。
【関連URL】
・決済手数料改定のお知らせ |ウェブペイ株式会社
http://blog.webpay.co.jp/post/change-pricing-25mar2014
・WebPay
https://webpay.jp/
・ウェブペイがトヨタファイナンスと提携、決済サービス「WebPay」のソリューション展開加速 【@maskin】
http://techwave.jp/archives/webpay_cooperate_with_toyotafinance.html
・Launch Pad 審査結果は、、、(受賞後インタビュー動画あり) 日本スタートアップ界の変化と期待 【増田 @maskin】 #IVS (2012年12月に開催されたInfinity Venture Summit「LaunchPad」で4位を受賞。動画あり)
http://techwave.jp/archives/51772593.html
シリコンバレー発のスタートアップ(ウェブペイ)と、日本ウェブサービスの巨人ヤフー!との戦い。もちろん他にも決済専業の競合がいるわけだが、まだ誰が王者となっているかは確定していない。EC事業の梃入れに注力するヤフー!の総合力が勝つか、ウェブペイのフットワークと戦略的頭脳が勝つか目が離せなくなりそうだ。