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アメリカ発の政治系ソーシャルニュースメディア「ハフィントンポスト(HuffingtonPost)」は2013年5月7日、日本版をスタートした。世界展開では6か国目、アジアでは初上陸となる。
日本語版の編集長 松浦茂樹 氏は、元NHN JapanでTechWave等の立ち上げにも参画、2011年にリニューアルした「WIRED.jp」の編集に携わり、2012年からはグリーで「GREEニュース」のほかゲーム以外の分野を担当し実績をあげていた。
彼は日本版スタートにあたり「ハフィントンポスト日本版では『団塊ジュニアを中心に意見発信してもらうこと』を目指しています。私自身も、1974年生まれの団塊ジュニア層です。同世代を見ると、現在の日本の人口ピラミッドで層は厚いにも関わらず、その声があまり聞こえてこない、もしくは、きちんと伝えられていないのではないかという問題意識が常にありました。」と述べている。
ハフィントンポストは、ニュースに対し、関連情報や画像、コメントを登録ユーザーが投稿することができるようになっており、一方通行になりがちな報道の場を、議論の場へと変える可能性に満ちている。
また、本日、ローンチイベントを開催する予定で、以下の登壇者らによるトークセッションが生中継されるとのこと。
アリアナ・ハフィントン(ザ・ハフィントン・ポスト プレジデント兼編集長)
松浦茂樹(ザ・ハフィントン・ポスト・ジャパン編集長)
木村伊量(朝日新聞社代表取締役社長)
西村陽一(ザ・ハフィントン・ポスト・ジャパン株式会社代表取締役)
ジミー・メイマン(ザ・ハフィントン・ポスト・メディアグループCEO)
小野高道(ザ・ハフィントン・ポスト・ジャパンCEO)
ほか
新興メディアの誕生を心からお祝いしたい。
【関連URL】
・ハフィントンポスト – ニュース速報まとめと、有識者と個人をつなぐソーシャルニュース
http://www.huffingtonpost.jp/
・「Huffington Post」日本語版編集長に松浦茂樹氏、TechWave立ち上げの立役者 【増田 @maskin】
http://techwave.jp/archives/51782872.html
ワールドワイドで展開されている投稿システムの一環に日本版が立ち上がった状態。ユーザー登録をすると、ハフィントンポストの世界各国版も利用できる。日本のジャーナリズムは先進国のように整備されておらず、ジャーナリストの定義もあいまい。書き手の層も薄いため、どうしてもタレントのように目立つ人が主役となる画一的な世界といわれていた。そこで、既成メディア出身ではない松浦氏が有力ソーシャルメディア「ハフィントンポスト」の舵を日本でどう切るか注目される。ぜひ、社会に大きな影響を与える存在として浸透してもらいたいと思う。
変化し続ける高エネルギー生命体。8才でプログラマ、12才で起業。18才でライター。道具としてのIT/ネットを追求し、日米のIT/ネットをあれこれ見つつ、生み伝えることを生業として今ここに。1990年代はソフト/ハード開発&マーケティング→週刊アスキーなどほとんど全てのIT関連媒体で雑誌ライターとして疾走後、シリコンバレーで証券情報サービスベンチャーの起業に参画。帰国後、ブログCMSやSNSの啓蒙。ネットエイジ等のベンチャーや大企業内のスタートアップなど多数のプロジェクトに関与。坂本龍一氏などが参加するプロジェクトのブログ立ち上げなどを主導。 Rick Smolanの24hours in CyberSpaceの数少ない日本人被写体として現MITメディアラボ所長 伊藤穣一氏らと出演。活動タグは創出・スタートアップ・マーケティング・音楽・子ども・グローカル・共感 (現在、書籍「共感資本主義」「リーンスタートアップ」執筆中)。@宇都宮ー地方から全国、世界へを体現中。
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