ソーシャルカーナビ「Waze」が米ベイエリアで相乗りサービスを開始 @maskin

SanFrancisco, SiliconValley, 交通

イスラエル発、2015年に米Googleに買収されたソーシャルカーナビ「Waze」が2017年2月7日、自動車の相乗りサービス「Carpool」のパイロットサービスを米カリフォルニア州ベイエリア地域でスタートしました。激しい渋滞が慢性化している地域です。

すでに提供しているカーナビアプリ「waze」およびライダー用ナビアプリ「waze rider」に対し新サービス「Carpool」の機能が追加される形となり、「waze」「waze rider」を利用者が運転する車やバイクに相乗りするのを斡旋してくれるようになります。

「Waze」の特徴は、ユーザーとの助け合いによるコミュニティが存在するということ。地図を作成&修正したり、渋滞情報を他のユーザーと共有したりと相互に間接的なコミュニケーションをすることで信頼できるユーザーを認識できるような仕組みがあるといいます。

米Forbesの記事によれば、ベイエリアでは相乗りを推奨しており、これまでにGoogleの従業員にwazeを使用した相乗りサービスを実験的に提供してきたとのことです。ベイエリアの相乗りサービスではLyft社のものなどがありますが、「waze Carpool」の場合は、近所に在住もしくは移動中のユーザー同士でペアを組み相乗りするような仕組みになっているとのこと。

なお、利用者は18歳以上で、相乗りを受け入れる側は21歳以上。1日2回以上受け入れることはできません。現在のテスト運用では手数料は徴収しておらず、州が設定する1マイル54セントの燃料費設定を遵守し、移動にかかる燃料費を乗車している人全員で割り勘する仕組みが用意されているとのことです。

wazeのユーザーは日本を含め7500万人おり、ベイエリアでは90万人が利用しているとのことです。

【関連URL】
・Waze CarPool
https://www.waze.com/ja/carpool

蛇足:僕はこう思ったッス
maskin-bit-2016 社会インフラへ
あまり日本では見受けられないが世界のITスタートアップでは社会課題を解決するという一定規模のトレンドが存在する。特にベイエリアにあるシリコンバレーでは昔から金儲けよりこうした課題解決にフォーカスする意欲が高かったように思う。ちなみに、筆者がベイエリアに足繁く通っていた1990年代も101というベイエリアを縦断するハイウェイにおける通勤時間帯の渋滞は極めて申告なものだった。追い越しレーンは「Carpool Only」と表示され、相乗りの人しか通れなくなっていたのだが、居住する地域と会社が同じ人がみつかるわけもなく、またモバイルがまだ普及していない時代だから結局のところ「Carpoolレーン」はいつもガラガラだったように記憶している。今、まさにそうした巨大な社会問題を根本的に解決できる瞬間が訪れようとしていると考えると結構興奮する。

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Editor In Chief at TechWave.jp
1990年代初頭からソフトからハードまで50以上のスタートアップ立ち上げを国内外で経験。平行して雑誌ライターとして疾走。シリコンバレーでガレージベンチャーに参画後は、国内でネットエイジを筆頭にスタートアップに多数関与。ブログやSNSの国内啓蒙、ソニーの社内イノベーション事業など関与。通信キャリアのニュースポータルの立ち上げ期の編集デスクとして数億PV事業に育てた後、TechWaveにジョイン。世界最大のグローバルIT系メディアであるスペインの「Softonic」の元日本編集長
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