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本日発売! 翔泳社「ツイッター情報収集術」【増田(maskin)真樹】

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ツイッター情報収集術


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[POWERD_BY @tweejp.tools]



 発売日を明日だと勘違い(Amazonは明日となってる)していた情けない著者でございます。本日、表題の通り「ツイッター情報収集術」を上梓させていただきました。価格以上の内容としたつもりですが、是非、御一読いただければと思います。続きを読む
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本には本のよさがある。食べログが本になった

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インターネットの情報は玉石混淆である。「玉」もあるがそのほとんどは「石」であるといわれる。ブログが登場した当時は、単に「石」が増えるだけで「玉」を探すのがかえって困難になる、という意見があった。そういう意見が主流だったと思う。もう一方で、「石」の「量」が大きくなれば「質」に転化するという意見もあった。

 さて爆発的な情報の増加は、全体の質を下げるのか、質を上げるのか。

 もう答えは出たのだと思う。ネット上では「量は質に転化する」のである。その最たる例がGoogleである。ユーザーがどのようなキーワードで検索し、どのようなページにジャンプするのかという膨大なデータを解析することで、多くのユーザーが求めている情報を的確に表示する検索エンジンを作り上げた。わたしが一番最初に取材したGoogleのエンジニアが語った「情報が多ければ多いほど、コンピューターは量を質に転化できるのです」という指摘は、わたしにとっては目からウロコ。衝撃的だった。

 食べログ、クックパッドといったクチコミ情報サイトも同じだ。クチコミサイトは、2、3年前に比べ格段に情報が増え、その結果格段に使い勝手がよくなった。プロの製作者が作るレストランガイド、レシピ本を既に追い抜いた。クチコミサイトは今後も成長を続けるであろうから、プロの作り手との差は開く一方だと思う。

 その食べログが本になった。食べログ東京横浜2010


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電子書籍リーダーを購入した人は書籍をより多く購入する=GigaOm

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 L.E.K. Consultingのアンケート調査によると、電子書籍リーダーを購入した人の48%は以前より多く本を読むようになったと答えており、以前より読まなくなったと答えた7%を大きく上回ったという。ネタ元はGigaOm

 電子書籍リーダーを購入した人は、全体の10%というから、出版業界的にはまだそれほど大きな数字じゃないけど、本や新聞、雑誌の売り上げが低迷する中で、期待が持てる数字になっている。

 僕もiPhoneの電子書籍リーダーkindle for iPhoneをダウンロードしてから、確かに本をよく読むようになった。やはりかさ張らないのがいい。読み終わった本を売るというのはなかなか勇気がいって、自宅にどんどん本がたまっていっている。狭い家がますます狭くなる。なので、よっぽど気になる本しか買わないようになってきている。
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米Amazonが著者・出版社の取り分を7割に引き上げ

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 えっ、7割もくれるんすか!僕も電子書籍書きたいです!

 普通著者印税って本の小売価格の1割が相場だと思う。それが7割ももらえるのなら電子書籍を書きたいという著者も増えるんじゃないかなあ。出版社を通さずにフリーの編集者に手伝ってもらって、編集者に2割払っても、小売価格の半分を手にすることができる。もちろん小売価格をどこよりも安くとか、いろいろ条件はあるんだけれど。

 米Amazonの発表によると、著者・出版社の取り分7割オプションを6月30日から始めるという。英文の発表文はこちら

 今までAmazonの取り分って幾らだったっけ。かなり高いという話は聞いていたけど。米paidContent.orgというサイトによると、Amazonの取り分は通常7割で、今回発表の新オプションでは逆に著者、出版社側が7割もらえるんだそうだ。
The new option completely reverses Amazon’s standard 70 percent take of the revenue split from Kindle e-books.

 発表文によると、USでは著者の印税は、紙の書籍の場合、小売価格の7%から15%が相場。電子書籍だと出版社の取り分の25%になるそうだ。Amazonの通常の分配ルールだと、出版社の取り分が30%だとすると、その25%だから、えーと、えーと、7.5%ってことになるのかな。

 それが電子書籍の小売価格からデータ通信コストを差し引いたものからの7割を、著者、出版社が受け取ることができる新オプションを追加するのだという。発表文によると通信コストは$0.15/MB。普通のボリュームの本のデータ量は368KBぐらいだそうで、そうすれば一冊当たり$0.06。例えば小売価格が$8.99の電子書籍の場合、これまでのスタンダードオプションなら著者の取り分は$3.15、新しい7割オプションだと$6.25になるのだという。

 そのための条件は以下の通り。
  • The author or publisher-supplied list price must be between $2.99 and $9.99
  • This list price must be at least 20 percent below the lowest physical list price for the physical book
  • The title is made available for sale in all geographies for which the author or publisher has rights
  • The title will be included in a broad set of features in the Kindle Store, such as text-to-speech. This list of features will grow over time as Amazon continues to add more functionality to Kindle and the Kindle Store.
  • Under this royalty option, books must be offered at or below price parity with competition, including physical book prices. Amazon will provide tools to automate that process, and the 70 percent royalty will be calculated off the sales price.


 価格を$9.99以下で、しかも紙の本の最安値より20%低く設定しないといけないであるとか、音声変換機能への対応を認めないといけないとか、競合他社の電子書籍販売価格と比較した最安値にしないといけないとか、いろいろ条件がある。著者と出版社は、スタンダードオプションか新しい7割オプションか、好きなほうを選択できるようになるのだという。

 ところで競合他社ってどこだよ。ひょっとしてAppleのApp Storeのことか?もしかして1月27日に発表されるとみられているAppleのタブレットへ対抗するために、このオプションを発表したのか?競合他社と比較した最安値を設定するために、自動価格設定するツールを提供してくれるみたい。クローラー(自動巡回プログラム)がネット上の書籍の最安値を探してきて、販売価格をそれに合わせるような仕組みなんだろう。


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Appleタブレットは「超読書」を作り出せるか=出版業界激変の夜明け前

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 電子書籍の時代の幕を切って落としたのはAmazonだということで異論はまあないだろうと思う。ソニーは早くから電子ブックリーダーを手がけてきて、それなりに売れてはきたのだろうけど、やはりAmazonが電子書籍の閲覧から購入、配信まで、ワンストップのユーザーエクスペリエンスを提供したことで米国での電子書籍の本格普及が始まったという見方で間違いないと思う。

 では今の電子書籍の形がインターネット上の最終形態かというとそうは思わない。ほかのサービスや商品を見てもそうだけど、最初は既存の形をデジタルに変換するところから始まるんだけど、それがやがてデジタルの特性をより生かしたものに進化する。

 例えば、広告。最初に登場したバナー広告は、いわば雑誌の広告をデジタルにしただけのようなアイデアだった。そこに、よりインターネットらしいキーワード広告が登場した。

 メディアサイトも同じ。最初は新聞のように情報を集めたポータルサイトが登場した。情報をデジタルにしただけのようなサイトが以前は中心だった。そこにFacebookやTwitterが登場した。双方向というネットの特性を生かしたサイトが主流となりつつあるわけだ。

 電子書籍も今は、本をデジタル化しただけの状態である。そこまではAmazonが達成した。Appleがタブレットを出してくるのなら、それをさらに進化させたユーザーエクスペリエンスを打ちだそうとするのではないだろうか。読書を超える「超読書」とでも呼ぶべきコンテンツ消費の形を提案してくるのではないだろうか。

 Wall Street Journalによると、Appleはタブレットの開発に当たり有力出版社や新聞社にアプローチしているようだ。
HarperCollins Publishers is negotiating with Apple Inc. to make electronic books available for the introduction of a new tablet device from Apple, according to people familiar with the situation, posing a challenge to Amazon.com Inc.

HarperCollins is expected to set the prices of the e-books, which would have added features, with Apple taking a percentage of sales. Details haven't been ironed out.

Other publishers also have met with Apple, people familiar with the matter said. Apple declined to comment.


 Appleと協議していると報じられているHarperCollinsという出版社は、電子書籍にビデオや著者インタビュー、ソーシャルメディアツールなどを組み込んだ書籍の構想を語ったことがあるようだ。
Brian Murray, the chief executive of HarperCollins, said in December that e-books enhanced with video, author interviews and social-networking applications could command higher retail prices for publishers than current e-books.

 スティーブ・ジョブズは、こうした読書を超えるエクスペリエンスの将来性を出版社、新聞社に向かって説いて回っているのではないだろうか。

 超読書の1つの形として参考になるのが、リンク先に動画があるLevel26だ。Level26というのは、推理小説をベースにした超読書メディアだ。章ごとに3分ほどのビデオがウェブ上に作ってあるので、本を読み進めながら、ビデオを見ることができる。しかもほかの読者と掲示板で意見交換できるというものらしい。小説でもない、映画でもない、掲示板でもない、それらすべてを統合した新しいメディアを目指しているのだという。米著名ブロガーの有力ブロガーのRobert Scobleさんによると、AppleはこのLevel26の関係者と協議中だという。

 こうしたAppleの感性や柔軟な思考が、27日に発表されるタブレットにどの程度反映されているのか、非常に楽しみである。

 しかし今日のAppleの最大の強みは、スティーブ・ジョブズの感性や彼が率いる同社内のデザイナー、開発者の感性、クリエイティビティではない。今日のAppleの最大の強みは、iPhoneのアプリ市場であるApp Storeだ。恐らくタブレットでもApp Storeのアプリを利用できるようになるのだと思う。同アプリ市場に登録されているアプリの数は10万個を超える。世界中のデザイナー、開発者のクリエイティビティがそこでひしめき合っているのである。

 App Storeでは、電子書籍を読むためのアプリが既に500タイトル以上も売られている。タブレットが発売になれば、世界中のアプリ開発者は、読書を少しでも便利にできるような仕組みを競って開発するだろう。

 例えば僕なら次のような機能がほしい。洋書を読んでいて知らない単語やフレーズがあれば、タッチ一つで翻訳してくれるという機能。タッチした単語やフレーズは自動的にデータベース化され、iPhoneの単語帳アプリに自動的に同期されて、ちょっとした時間のすきに暗記できるというような機能がほしい。
 また一人一人がブックマークしたパラグラフやセンテンスがソーシャルブックマーク的に収集されて表示されれば、その本のどの部分がエッセンスなのか、読む前に分かったりするようになるかもしれない。
 ほかにも想像を超えるような機能を搭載した電子書籍のコンテンツやリーダーアプリが登場するに違いない。つまりアプリ開発者が機能開発を競争することで、読書というエクスペリエンスは急速に変化、進化する可能性があるわけだ。

 こうした近未来がそこまできていることを知ってか知らずか、国内市場の主導権を保とうと、電子書籍化へ向け出版社が大同団結したという。関連記事
 講談社、小学館、新潮社など国内の出版社21社が、一般社団法人「日本電子書籍出版社協会」(仮称)を2月に発足させる。

 新潮社の佐藤隆信社長は「出版社の考えが反映できる場を持つことで国内市場をきちんと運営できる」と語る。電子書籍は、21社がそれぞれの著作者から許諾を取ったうえで、販売業者のサイト(ネット書店)にデジタルデータとして売る。新組織は、出版社からデータを整えて送る際の規格や方式を共通化した「フォーマット」作りも進める。


 つまりAppleが電子書籍を次のフェーズに進化させようとする中で、まずデジタル化を進めているわけである。それでも日本語という壁に守られて、日本市場だけは守れるかもしれない。

 しかし一方でITmediaによると、 米Amazonが電子書籍の自費出版サービス「Kindle Digital Text Platform(DTP)」を、米国外でも利用可能にしたと発表している。対応する言語は英語に加え、ドイツ語とフランス語だが、そのほかの言語についても段階的に対応していくらしい。当然、いずれ日本語にも対応するんだろう。

 あまりに日本の出版社の動きが遅いと、電子出版エージェントなる職種が誕生して、著者と組んで直接KindleやAppleタブレット向けに電子書籍を出版する動きにつながる可能性があるかもしれない。

 実は、このTechWaveの副編集長のオカッパ本田も個人プロジェクトとして、iPhoneアプリの作り方を勉強しており、電子出版エージェントになろうとこっそり考えているようだ。

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