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米Appleが11インチのMacBook Airを発売した。わずか1.06kg。スタンバイ状態で30日間も電池がもち、フタを開けると瞬時に起動するデバイスになる。常に持ち歩き、ちょっとした時間のすき間にメモ代わりに立ち上げることができそうだ。
ただ同様の用途に使えそうなマシンとして忘れてならないのがGoogleが開発中のChrome OSを搭載したネットブック。GoogleのブラウザーChromeを中核に置くようなOS「Chrome OS」をLinuxをベースに開発する、とGoogleが発表したのがちょうど1年ほど前。Google開発のOSとしてはAndroidとの差異が今一つはっきりしないことや、Androidが当初の予想以上に高性能なOSに出来上がっているということもあって、最近はAndroidばかりが脚光を浴びている。もはやGoogleはChrome OSの開発を中断したのかとさえ思っていたら、さにあらず。
米TechCrunchの取材に対し、Googleが次のような声明を寄せている。
“We are very happy with the progress of Google Chrome OS and expect devices will be available later this year. We’ll have more details to share at launch.”
われわれはChrome OS開発の進捗に非常に満足しており、搭載デバイスは年内に発売になる見通しです。発表の際に詳細を明らかにします。
またChrome OSの開発者向けの掲示板上で「11月11日」という日付けが、何か意味のある日付けとして登場しており、11月11日を目指して最終作業を進めているようにも映る。
ということはあと1ヶ月以内に発表があるのだろう。
恐らくChrome OS搭載デバイスは、Google DocsやGoogleカレンダー、gmailなどGoogleの各種サービスの利用に最適化されるものとみられる。Googleのサービスを多用しているユーザーにとっては、非常に使い勝手のいいデバイスになりそう。Googleサービスのユーザーで瞬間起動マシンの購入を考えている人は、11月中旬までに開かれるであろうGoogleの発表会を待ってから判断してもいいかもしれない。