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創業20周年を迎えた楽天。本社のある東京・世田谷区の楽天クリムゾンハウスの入り口に、これまでの成長の歴史を伝える資料などが展示されています。その中に代表取締役会長兼社長 三木谷浩史 氏が書いたとされるプログラムのソースコードが展示されています。
拡大してみると「三桁毎にカンマを入れるプログラム」というタイトルの下に確かに三木谷会長の名前が記載されています。
説明によれば、これが書かれたのは楽天がエム・ディー・エムという名前で創業した1997年のこと。プログラミング経験のない三木谷氏が自ら書いたものだとのことです。(以下は、展示説明内容をそのまま転記しました)
「楽天市場」開設当時。三木谷自身が書いたソースコード。
「1000」の整数を「1,000」の通貨表示にする単純なものでしたが、プログラミングを知らない三木谷が独学でこのような変更を実現させ、ほかの創業メンバーを驚かせた。
【関連URL】
・楽天の歴史
https://corp.rakuten.co.jp/about/history.html
1997年といえばフリーの雑誌ライターとして週刊アスキーを初め膨大な数の雑誌に記事を書きまくっていた頃。覚えているのはITによる社会の変化を日本と世界で感じた年だった。何かが生まれるスピードが速く、その領域に身を投じてないと着いていけなくなると危機感を感じていて、自分は翌年にスタートアップ参画のために渡米した。自分で手を動かさなければこの世界を理解できないどころか、何もできないと思っていたのだ。三木谷会長も、もちろん経営者的にIT系の領域でチャレンジをするなら、プログラミングの構造くらいは理解してないとという気持ちはあったのではないだろうか。シンプルとはいえ、動くモノを書くことは大きな一歩になる。そういう時代だった。