今回もドリコムの内藤裕紀さんのお話。今回は対グーグル戦略をどう考えるか、などについてお話をうかがった。
- 以前は講演の中でグーグルを絶賛していたが、最近は世間が課題評価しているような・・・。検索は利用者が多いけれど、それ以外のサービスを使っている人はそれほど多くない。ビデオならYouTubeのほうが利用者が多いし。今は1サービスで突き抜けることができる時代。
- それほどグーグルに神経質にはなっていない。ただコンテンツマッチング広告などでは、競合しているが。
- コンテンツマッチング広告の精度は、マッチングの技術と広告の種類に依存する。コンテンツに合う広告がなければ、どうしても関係性の低い広告を出さざるを得ない。
- 突出したサービスを出していくという文化が社内に根付いてきている。今年後半は毎月のように新しいサービスをリリースできるかも。ブログを気にすることなく新しいサービスを作っていっている。
- 海外にもないというようなサービスの開発も手がけている。コミュニケーション、探す系、広告の分野で。
- 探す系は、検索エンジンが主流だが、別のアプローチがあるのでは
- 普段の生活では、キーワードで探すことはない。人に聞くというやり方のほうが普通ではないか。ただ今すぐ知りたいものを人力で、というのは機能しない。
- 探したいという欲求の緊急度によってアプローチが違ってもいいはず。
- Web2.0時代といっても基本は変わらない。肩肘張らずにやるべき
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