いろいろと上がってくるなあ。いやーおもしろい。
でもこういうコンピューターグラフィックを比較的簡単に作れるってところが、セカンドライフの1つのメリットなんだろうと思う。
でもせっかく作ったコンテンツなのに、18日にはおろしちゃうそうです。権利関係のからみなんだろうけど、なんだかもったいない気がする。
アーカイブ 9月 2007
もう何年も前の話になるけど、マスメディア企業は個人情報の管理業務を基幹業務にすべきだ、というエントリーを上げたことがある。そのエントリーには、新聞関係者から「そんなことは新聞がすべきことではない」という反論のコメントが寄せられていた。
しかし従来型のマスメディア企業に代わってネット上の新興メディア企業は、個人的な情報の管理業務が基幹業務になりつつあるようだ。
ヤフー・ジャパンは、できるだけ多くの情報を自社サイトに集めることで、ユーザーに自社サイト内を巡回してもらい自社サイトのページビューを上げる戦略を取っていたが、最近では他社の友好サイトにユーザーを流すオープン戦略に切り替えている。
今年のWebクリエーション・アウォードには、僕の大好きな人、尊敬する人が多く選ばれた。みなさん、おめでとう!!
なんか自分のことのようにうれしい。みんなすごいなあ。僕なんて、最後に表彰されたのは小学生のとき。虫歯が一本もない、ということでの表彰でした。
それにしても上路健介くん、やったね!「Web 人of the year」受賞、おめでとう。すごいじゃない!君の技能と熱意を評価し、尊敬、応援している一人としては、自分のことのようにうれしいです!
和田さんも「Web人賞」受賞、おめでとう。いい人が選ばれるのって、すごくうれしい!
ONEDARI BOYSのみなさんも「Web人ユニット賞」受賞。スゲー!!
早速ONEDARI BOYSの一人、石谷さんから、「お祝いエントリーを書いて」というオネダリが・・・。恐るべしONEDARI BOYS!
それで石谷さんの写真とか探したんだけど、出てこない。仕方がないので、似顔絵を描きました。チャーリー・ブラウンみたいになっちゃった。
広告マーケットプレースをテーマに本を書こうと調査、取材しているんだけど、分かってきたことは日本と米国の現状があまりに違うということ。
米IT大手が広告マーケットプレースの覇権をめぐり、激しい買収合戦を続けているのだが、日本にはまだまだその余波は来そうにない。
この状況を本にまとめるのには、どうすればいいんだろうか。
米国はすごいですよ、未来の広告インフラは経済のインフラとなりますよ、とは書ける。でも本の後半では、でも日本の現状はこうで、広告マーケットプレースなんてまだまだ関係ないです、広告マーケットプレースのことを考えている人は一握りです、てな論調になってしまう。あまりに尻切れトンボ。
米国へ取材に行って、米国の話だけで本にしてしまうか(取材費がないよう・・・)。
それとも日本に余波が訪れるまで、本にしないでおくか・・・。
どうしましょう。
以前どこかで、「モバゲータウンがマス広告を打っている。バカだなあ」というような感じのブログを読んだ覚えがある。「マスメディアを使って宣伝したネット上のサイトで、成功したところはない」というような話だったと思う。
でも、どうやらモバゲータウンは成功しているようだ。マス広告を打ち始めた直後にモバゲーの関係者から「利用者が増えている。ユーザー獲得コストとしてはマスメディア広告は非常にコストパーフォーマンスが高い」という話を聞いていたのだが、昨日、オンライン広告業界関係者と話していて、どうやらマス広告はモバゲーの広告売上にも非常にいい効果を生んでいるらしいというような話を耳にした。
前のエントリーで、AppleのiPhone値下げで「早く買い過ぎて損した」って思ってる人に向けて電話メーカーのノキアが「ノキアにおいでよ」とキーワード広告をタイムリーに打った話を紹介したけど、Appleもキーワード広告を使って反撃に出たもよう。
日本から見ても実は表示されないけど、アメリカ国内でgoogleを使って「iPhone Price Cut」と検索すると、次のようなノキアの広告が表示されていたようだ。(*)
Sorry, Early Adopters
iPhone drops $200. Salvage yours
with free content at MOSH.
「新しい物好きのみなさん、残念でした。iPhoneが200ドル値下げしました。損を取り戻すためにMOSHで無料コンテンツを楽しみましょう」(かなり意訳)
ところが、しばらくするとその上に次のような広告が今度はアップルから出稿された。
Congrats, Late Adopters
iPhone drops $200. Now you get all
the iPhone for 2/3 the price
「じっくり時機を待つみなさん、おめでとうございます。iPhoneは200ドル値下げしました。3分の2の価格でiPhoneをお買い求めいただけます」(かなり意訳)
文言まで真似て、アップルがノキアの広告に対抗している。面白いねえ!!これを紹介しているサーチエンジン・ランドというブログも「最高だぜ!大会社がこんな感じのマーケティング手法を使うのは大好きさ」と絶賛している。
追記:どうやらアップルの広告と思われた広告は、ジョークだったもよう。(*)
didntyouhear.comというサイトの人物が出した広告だったよう。この広告をクリックすればアップルストアのサイトに飛んだので、みなアップルの広告と思ったようだ。なんのためにそんなことしたのかね。以上、コメント欄でkamexさんからご指摘いただきました。kamexさん、ありがとうございました。
アップルがiPhoneを599ドルから399ドルに値下げした。6月末の発売からわずか2ヶ月余り。iPhoneを既に買った人たちは、わずか2ヶ月で200ドルの価値を消費したことになるわけで、中には「損した」と感じたユーザーもいたことだろう。
実際、アップルコンピュータに抗議メールが多く寄せられたようで、スティーブ・ジョブズ氏は急きょ、既に購入したユーザーに対してアップルストアなどでの100ドル分の商品を購入する権利を与えるという異例の声明を発表を行った。(*)
強力なリーダーシップを持つジョブズ氏だからこそできた迅速な対応だが、それ以上に異例のスピードを見せたのが競合ノキアの宣伝、広告部門だ。
TechCrunchによると、米グーグルで「iPhone」「price」「drop」とキーワードを入力し検索すると、「アーリー・アダプターの皆さん、お気の毒でした。MOSHで元を取り返しましょう」と大きく表示されるようだ。(*)
E-Commerce Timesの「ソーシャルメディアって儲かりまんがな」という感じの記事。
When News Corp.’s
Fox Interactive Media unit reported its first annual profit earlier
this year, a message was sent to naysayers everywhere about the future
of online advertising
世界最大のSNS「マイスペース」を傘下に持つニュース・コープのフォックス・インタラクティブ・メディア社が決算を発表したところ、好調な利益の大半をマイスペースが稼ぎ出していたことから、急に「ソーシャルメディアって儲かるんだ」という機運が米国で高まっているというような話。
"If anything, we may be raising
our estimates for social network ad spending based on the good results
at Fox Interactive and also the increasing popularity of Facebook,
which is becoming one of most popular sites on the Internet," Debra Aho
Williamson, a senior analyst with eMarketer, told the E-Commerce Times. "All those additional users translate into additional page views, and advertisers are very interested in that."
調査会社のeMarketerの人も、ソーシャルメディアの広告市場の予測を引き上げないといけないね、って言っている。social networkって言葉使っているけど、YouTubeもsocial networkって定義しているので、SNS、YouTube、ソーシャルブックマークなんかを含むソーシャルメディア全体の話をしているものと思われ。
タカヒロさんのブログで、タカヒロ節を読むとゾクゾクするのは、わたしだけ?
時には「マス広告って効果ないですよね」とか「テレビCMから予算をとってきましょう」とか言っちゃうもんだから、正直、めちゃくちゃ部分しか見てへんや
んけ、こいつら!と思って、しかも視野の狭い人間は、広い視野の存在を認めたがらないもんだから、話がかみ合わなくってますますややこしかったりする。
「search との併用・連動によって、ディスプレイ広告の効果を計りやすくなってきた」という傾向もあるようで、バナー(ディスプレー)広告が見直される方向にある、というような話。それを読んでいて、自分が今調べていることの中でも同じような話が出てきたので、とりあえずメモ。
米ヤフーが今年6月に、検索部門とディスプレー広告部門を統合したことをアナリストが高く評価しているという話。
In June, around the time Wenda Harris Millard, Yahoo’s chief U.S.
sales officer, resigned for a position at Martha Stewart Living
Omnimedia, Yahoo merged its search and display advertising departments,
and, in another internal promotion, put David Karnstedt in charge.
That merge was a good move, because no company is better positioned to integrate display and search, Kessler says.
“What you’re seeing is a number of trends that are pointing to the
increasing blurring between search and display, as search starts to
support more graphical forms of content and as display becomes more
targeted,” Frank says.
スタンダード・アンド・プアーズのアナリスト、スコット・ケスラー氏は「いい判断だ。ヤフーほど検
索とディスプレー広告の統合による恩恵を受けることのできる企業は、ほかにないからだ」と語り、「検索とディスプレー広告の境界があいまいになる方向に進んでいる
ことを示す、幾つものトレンドを確認できる。例えば画像検索機能の充実や、ターゲット層向けのディスプレー広告の台頭といったトレンドだ」と解説している。
これって、ディスプレー広告が動画になって、それを検索できるようになる、って話だろうか??それと、検索から飛んできたユーザーに対し、画像、動画のディスプレー広告を表示するということ??ちょっと考えてみなきゃ。だれか知ってたら教えて。
ただこうしたトレンドの1つに、タカヒロ氏の言う検索とディスプレイ広告の連携の効果測定というのも入るのだろう。
ということで広告マーケットプレースに関する本を書こうとしています。ここ。
関係ないけどダイエット日記も公開中。
公言することで、意志薄弱の自分の逃げ道を断っているわけです。