Apple午前0時の大発表はビートルズ?音楽レンタル?【湯川】 : TechWaveという記事に書いた通り、米Appleのサイトのトップページに「明日は忘れられない一日」と大きく表示されていたので、何の発表かなと期待していたのですが、ビートルズの楽曲がiTunesで購入できるようになったということらしいです。
ビートルズファンには忘れられない日になるかもしれませんが、僕はもう寝ます。
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Apple午前0時の大発表はビートルズ?音楽レンタル?【湯川】 : TechWaveという記事に書いた通り、米Appleのサイトのトップページに「明日は忘れられない一日」と大きく表示されていたので、何の発表かなと期待していたのですが、ビートルズの楽曲がiTunesで購入できるようになったということらしいです。
ビートルズファンには忘れられない日になるかもしれませんが、僕はもう寝ます。
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「六本木のラーメンといえば?」といっても、その結果は人それぞれ…。ローカル検索で地域が絞り込まれていても、それでは精度が低い。そこでGoogleが考えたのは、それぞれの人にとってのお気に入りの場所の評価を収集し、そこからその人にとっての「六本木のラーメン」を推測するような検索アルゴリズムだ。
11月16日にGoogleが投入した「Google おみせメモ」(英題:Google Hotspot)は、自分の気に入ったお店を登録したり知り合いと共有するサービスで、PC用ウェブブラウザかAndroid端末で利用できる。。Facebookのローカル検索に対応する新機能かと思ったのだが、意外とあっさりした印象のサービスのようだ。
[もっと読む…] about 口コミで成長するローカル検索「Google おみせメモ」公開でFacebookに対抗? 【増田(@maskin)真樹】
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Facebookが新しいメッセージの仕組みを発表した。(関連記事:Facebookが統合メッセージサービス Google対抗色出さず【湯川】)
発表イベントでFacebookのMark Zuckerberg氏は、新しいメッセージサービスは電子メールキラーにはならないと強調した。でも長期的にはFacebookのメッセージサービスを使う人が増え電子メールを使う人は減っていく、と言う。
それって米TechCrunchが指摘するように、Facebookが電子メールキラーになるってことと同じだと思うよ(笑)。(関連記事:ザッカーバーグ曰く「私たちのシステムはメールキラーではない。が、結果的に死んでいく・・・ 」、TechCrunch)
Zuckerberg氏は、メールがコミュニケーションツールの主役の座から引きずり降ろされる日がそう遠くない将来に来る、と考えているようだ。
[読了時間:1分]
2010年2月「iPhoneとツイッターで会社は儲かる(山本敏行著)[国内初書評]」という書評で取り上げたEC studioを覚えている人は多いのではないだろうか。おいしい話があっても「会いに行かない」、オフィスに電話すらない、トンでもないあの会社である。
その会社代表取締役 山本敏行氏が新しい書籍を発売した。その名も
この冷たい会社は、株式会社リンクアンドモチベーションの組織診断で「社員満足度が高い会社」として2年連続で日本一輝いているという。確かにこの書籍を読むと一緒に働きたくなる。とてもロジカルに冷静にビジネスを促えており、読んでいるだけで仕事というものの考え方に変化が生まれるそんな内容になっている。
[もっと読む…] about 「お客に会わない」で有名 日本でいちばん社員満足度が高い会社の非常識な働き方 【増田(@maskin)真樹】
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米Appleのサイトにアクセスすると「明日は忘れられない日になるだろう」というメッセージが表示されている。米サンフランシスコ時間の16日午前7時、日本時間の17日午前0時に、なにやら発表があるもようだ。
ビートルズの楽曲がiTunesに加えられる可能性や、音楽レンタルの可能性も取りざたされている。
米Wall Street Journalは、ビートルズのレコード会社であるEMI GroupとAppleの協議がいよいよ実を結び、ビートルズの楽曲がiTunesに加えられることになりそうだと報じている。Appleにとっては長年の協議の末にようやくビートルズの楽曲を取り込めることになるわけで、スティーブ・ジョブズ氏を始め関係者にとっては感慨深いものがあるのだろう。
友達を探しやすくしたり、友達の友達などを提案することで、漏れのないソーシャルグラフの形成を試みるFacebook。はたまた、両想いではなく一方的に好きな人をフォローできるツイッター。この「オープン」で「ソーシャル」なネットワークの逆をいき、マックス50人しか友達になれないパーソナルネットワーク”Path“がリリースされました。豪華な創業メンバーとエンジェル投資家でも注目を浴びる新星のソーシャルネットワークをご紹介します。
オクスフォード大学で教鞭をとる進化生物学者のロビン・ダンバー氏がとなえたダンバー数の定式化。脳には限界があり、人が維持できる1対1の安定した関係は150くらいだと。この数字を参考に、最も近しい家族や親友5人、頻繁に連絡をとる友人15人、さらには信頼できる友人30人ほどと見積もり、友人関係の上限数50にたどり着きました。
[もっと読む…] about 大物エンジェル投資家のラブコールをうけるソーシャルならぬパーソナルネットワーク”Path”が誕生【三橋ゆか里】
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米Facebookがメール、ショートメッセージ(SMS)、インスタントメッセンジャー(IM)を統合した新しいメッセージサービスを発表した。Gmailキラーとうわさされたサービスの発表だったが、Google対抗色は一切打ち出さなかった。
発表によると、相手によって、メール、SMS、IMとメッセージの出し方を使い分けなければならない状況を打破するサービス。ポイントは3つ。
1. メッセージのコーナーから、相手に合わせてメール、SMS、IMのどの形でも送受信できるようになる。Facebookは、希望者に@facebook.comのアドレスを提供し、Facebookユーザーでない人ともメールのやり取りができるようにする。
2.メッセージはSMSの過去ログのように、友人ごとに過去のやり取りがすべて時系列に表示される。メッセージの形がメール、SMS、IMのどれであれ、同じ過去ログ上に同列に表示される。
3.メッセージは、「メッセージ」「その他」「スパム」の3種類に分類される。「メッセージ」は「友人」「友人の友人」からのメッセージのみ。それ以外のメッセージは「その他」に入る。スパムメールは「スパム」に。ソーシャルグラフ(人間関係データ)をベースにメッセージをフィルタリングする仕組みだ。
発表ではMicrosoftのOfficeとの統合の話は一切でなかった。ただうわさ通り、Microsoft WordやExcelのファイルをその場で見ることができるようになるもようで、Microsoft側ではOffice Exec – Office + Facebook = Easily share your ideas and documents with friendsと発表している。
米国のメディアやブログは、事前の「Gmailキラー発表か」といったトーンとは一転、米TechCrunchはFacebook’s Modern Messaging System: Seamless, History, And A Social Inboxといったシンプルな表現や、SocialBeatのFacebook’s Mark Zuckerberg: “This is not an email killer” | VentureBeatのような事前の報道を否定するような論調のものが多い。
[読了時間:3分]
米Facebookが11月15日午前10時(日本時間16日午前3時)に米サンフランシスコでプレスイベントを行う。招待状にメッセージのアイコンが表示されていたことから、メッセージサービスもしくは電子メールサービスに関連する発表ではないかと予想されている。(関連記事:Facebookがメールサービス発表でgmail直撃?【湯川】 : TechWave)
僕はこの発表のポイントは、FacebookがGoogle対抗の姿勢を打ち出してくるのかどうか、米国のプレスやブログがFacebookとGoogleの対立の構図として受け止めるのかどうか、にあると思う。もしFacebook自ら対抗姿勢を打ち出したり、世論が対立構図と認識してしまえば、今回の発表がIT業界にとっての1つの大きな潮目になるのではないかと思う。
今のところのうわさでは、発表になるのはウェブメールサービスで、MicrosoftのOfficeとの統合が実装されるかもしれないということ。もしうわさ通りなら、GoogleのGmailとGoogle Documentsの組み合わせに、真っ向から対抗するようなサービスになるわけだ。
[読了時間:7分]
株式会社ループス・コミュニケーションズ代表取締役
斉藤 徹
日本三大SNSサービスの、2010年7-9月期の四半期決算発表が出揃った。
3ヶ月前の記事では、「ハイブリッドモデル」(自社ゲーム+オープンゲーム)で先行したモバゲータウンが他社を圧倒するも、成長鈍化のきざしがある ことを報告した。一方、約半年遅れて「オープン化」したGREEはページビューが急上昇しはじめ、今後の再成長を予感させている。また、mixiは「ソーシャルグラフ・プロバイダー」という独自コンセプトを掲げ、国内でも普及しはじめたFacebookとの対決姿勢を鮮明に打ち出したことをレポートした。
・ 直近決算発表に基づくmixi,GREE,モバゲーの業績比較 (8/16)
筆者がこの三社比較記事をはじめたのは2009年だが、そのころと比べて、三社を取り巻く環境は劇的に変化し、当時とは異なる対立軸が生まれはじめた。これを国内ソーシャルメディア事情としてまとめると次のようになるだろう。
さらに、今後の国内メガソーシャルメディアにおける注目株として、国内最大規模のブログに加え「アメーバピグ」で急成長しているサイバーエージェントと、ついに念願の黒字化を果たした「ニコニコ動画」を擁するドワンゴが浮上してきた。
この国内ソーシャルメディア市場の多様化を受け、恒例となっている当レポートも少しずつ進化させていきたいと考えている。今回の記事では、三大SNSに加 え、やはり同タイミング(3/6/9/12月)に四半期決算を発表した「Ameba」と「ニコニコ動画」を比較対象に加え、多面的な分析、考察を試みてゆ きたい。
なお,この分析レポートは,各社が投資家向けに公表している最新の決算報告,および広告代理店・クライアント向けに発行してい る媒体資料を情報ソースとしている。当記事においては,それらの客観的な数値に基づき,できる限り公平な視点で各社の業績を比較することを心がけている。
■ 各社の最新四半期(2010年7-9月期)、全社業績比較
まず、各社の四半期決算資料に基づき、企業としての財務分析からはじめたい。
この中で「前期比」とは2010年4-6月期との比較、また「利益率」は営業利益率を示している。四半期業績で比較すると、売上面ではDeNAとサイバーエージェントが群を抜いており、また利益面ではDeNAとGREEの営業利益率50%という驚異的な数値が目立っている。
■ 各社の最新四半期、ソーシャルメディア関連事業の売上比較
その中で、ソーシャルメディア関連事業のみを抽出し、その事業売上を比較してみたのが次のグラフだ。
各社サービスとも会員数は1500万〜2300万人(後述)と均衡しているにもかかわらず、売上面で最大10倍超と圧倒的な差がついた。特に格差が大きいのは課金売上であり、ソーシャルゲームの収益性の高さが再認識できる。
ソーシャルゲームがなぜここまで儲かるのか、その原理と収益方程式については次の記事で分析しているので、未読の方は参考にしてほしい。
・ 「ソーシャルゲーム」はどうして儲かるんだろう? (7/20)
ただし、この収益性を支えているのは、モバゲー「怪盗ロワイヤル」、GREE「釣り★スタ」などの大ヒット内製ソーシャルゲームだ。 その意味では、50%の営業利益率の源泉は「ソーシャルゲーム・デベロッパー」としての収益にある。プラットフォーマーとして自社ゲームの効果的露出を図り、大量のテレビCMで利用者を動員し、絶妙のゲームチューニングで継続的なアイテム課金を促進する。これが超収益性を生み出す成功の方程式と言えるだろ う。
■ 各サービスの会員数とペーシビュー数の推移
では、続いて各サービスの会員数(登録会員数)とペーシビュー数に関して、2010年の推移をグラフ化してみたい。
会員数はそれほど大きな差はないが、ページビュー数に顕著な特徴がある。モバゲーとGREEの成長だ。2010年前半がモバゲー独り勝ち期間だとすると、2010年後半はGREE急追の期間となりそうだ。この半年はオープン化開始時期のずれにあたる。またGREE新ゲーム「モンプラ」のヒットなどもプラスに影響しているだろう。モバゲーはすでに日本の携帯総トラフィックに対して10%を越えており、当該分野においては上位均衡点に達したと見てよさそうだ。
なお、この四半期から、mixiは会員数を非公開としたためログインユーザー数から推定、同様に、モバゲーはページビューを非公開としたため横ばいと推定した。また、ニコニコ動画のベービジュー数は四半期平均値から推定している。
FacebookのCEO、Mark Zuckerberg氏はソーシャル化によって今後5年以内にあらゆる業界の勢力図が塗り替えられると主張する。ソーシャル化といっても、既存のサービスにTwitter投稿用のボタンを付けるだけではだめ。友人と情報や行動を共にするということを前提に、サービスを一から作り直す必要があるという。
具体的にはどういうことなのだろう。Zuckerberg氏は、Facebookの写真アルバム機能を例に挙げている。
Facebookの写真アルバムは、写真を友人と一緒に見ることを基本コンセプトに作られてある。自分の写真のコーナーなのに、友人たちが最近アップロードした写真が一覧で表示される。友人の活動内容を視覚的に把握できるようになっている。日記を書くことが苦手な人も、自分の情報を発信できるようになっているわけだ。
写真の中に写っている人物の顔のところをクリックすれば、その人の名前を入力できる。名前が入力されれば、そのことが友人のニュースフィードに掲載されるようになっている。またメールアドレスを入力すると、その人に写真のリンクが送付され、友達リストに追加されることになる。
Facebook以前の写真共有サービスといえば、解像度や印刷機能などの改良に力を入れるところがほとんどだった。Facebookのように友人とのコミュニケーションの道具として写真をとらえたサービスはなかった。
Facebookの写真アルバムは、Facebookのサービスの中でも最も人気のあるサービスの1つで、初期のFacebookの起爆剤となったサービスだ。Zuckerberg氏によると、他社の写真サービスをすべて合わせてものよりも数倍以上も利用されているという。
Facebook上で人気が出たソーシャルゲームと呼ばれるようなゲームも、友人と一緒にプレーすることを前提に作られたサービスだ。ソーシャルゲーム最大手のZyngaの人気農園ゲームFarmVilleもそうだ。一人で土地を耕し、苗を植え、収穫していても、何も楽しいことはない。友人と苗をプレゼントし合ったりしてこそ楽しいゲームだ。写真アルバム同様に、ゲームが友人とのコミュニケーションの道具になっているわけだ。何も話すことがなくてもプレゼントし合うことなどで、「気にかけていますよ」というメッセージを相手に送ることができるわけだ。
ソーシャルゲームでZyngaは急成長を続けており、時価総額では老舗の大手ゲーム会社Electronic Artsを上回ったと報じられている。
ゲーム業界は、常に時代の変化を先取りしてきた業界。ゲーム業界で起こっている業界勢力図の大きな変化が、今後あらゆる業界でも起るだろう、というのがZuckerberg氏の予測だ。
株式会社メンバーズさんのサイトに寄稿した原稿です。メンバーズさんのご好意で一部こちらに使用させていただきました。続きはメンバーズさんのサイトでどうぞ。