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気になるサービス、話題のサービス。なぜそのサービスを立ち上げたのか、そこに至る過程や今後の夢について当事者に語ってもらうシリーズ。第一回目は、PIRIKA創業者の小嶌不二夫(こじまふじお)さん。
This article in English: Becoming a platform for picking up 100 million pieces of trash a year worldwide” PIRIKA/Fujio Kojima
PIRIKA(ピリカ)とは「世界中のゴミを拾いつくし、世界をきれいにする」ためのWEBサービス。拾ったゴミをiPhoneやAndroidアプリで撮影・共有することで、ゴミ拾いの輪を広げていく仕組みである。※PIRIKA=きれい、美しいという意味のアイヌ語。
このコンセプトを聞いて、皆さんはどう思われただろうか? 私は、久しぶりに面白いサービスに出会ったと感じた。美味しい料理を共有するサービスや、チープなフィルター効果で飾り付ける写真共有アプリは多数あれど、わざわざゴミを拾って撮影までさせるとは、一体誰がやるんだ!? でもだからこそ面白い、これぞアートだとも思う。ではなぜ、何のために? 尽きぬ興味を抱きつつ、PIRIKA CEOの小嶌不二夫さんとCTOの綾木良太さんに話を聞いた。