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株式会社リクルートが運営する4つの情報サイトが、AR(拡張現実)サービスとして注目を集める「セカイカメラ」内に、グルメ、中古車、住宅、旅行の情報を提供することになった。
情報を提供するのは、ホットペッパーのグルメサイト「FooMoo」、不動産・住宅の総合サイト「SUUMO」、中古車情報サイト「カーセンサーnet」、国内総合宿泊予約サイト「じゃらんnet」。各サイトの掲載情報を「セカイカメラ」に提供し、iPhone画面上で空中に浮かぶ「エアタグ」として表示するという。
グルメサイトFooMooは約2万8千件の飲食店情報をセカイカメラに提供。ラストオーダーの時間を読み込んで表示する機能も追加し、夜遅い時間にセカイカメラを立ち上げると、営業中の店舗だけを「エアタグ」で見れるようになる。
住宅総合サイトSUUMOは約2千件の新築マンションの物件情報を「セカイカメラ」に提供。今後は物件に関するクチコミ情報なども表示できるようにしていく考え。
中古車情報サイトのカーセンサーnetは、全国の中古車販売店情報と中古車情報を提供。今後は、クーポン、スタッフ情報、クチコミ、カタログ情報などの提供も順次予定しているという。
旅行予約サイトのじゃらんnetは、約2万件の宿泊施設情報を3月24日から提供する。宿泊施設の当日の空室状況を表示させるという。
さて、こうした新しいメディアへの情報提供に積極的なリクルートの姿勢は評価できるし、一定のパブリシティ効果はあるだろう。
だが一番大事なのは、使い勝手。ただモノ珍しいというだけでは、ユーザーの支持は得られない。
こうした情報をセカイカメラを通じて提供することで、本当にユーザーに最高の使い勝手を提供できるのかどうか。これらの情報サイトとセカイカメラが協力して、今後どのようなエクスペリエンスを提供してくるのか。期待したい。
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