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tipping point(ティッピングポイント)という言葉がある。もともとは天秤が均衡点からどちらかに一気に振れる重量のことを意味した言葉だ。だが「The Tipping Point: How Little Things Can Make a Big Difference」というタイトルの本がベストセラーになったこともあり、米国ではマーケティング関係者のバズワードになっている。マーケティング的な意味なら、ちょっとしたことが次々と連鎖を起こし、やがて大きな潮流になっていく事例の、その最初の「ちょっとしたこと」をtipping pointというようだ。これが起こるだけで、いずれは形勢が変わるというターニングポイントのことだ。
FacebookのCEO、Mark Zuckerberg氏によると、これまでの各国でのデータを見ているとFacebookにとってのtipping pointとは、「ローカルと外国人」の友人関係の数を「ローカルとローカル」の友人関係の数が抜くときだそうだ。どの国でもまず、外国人の友人がいる人がFacebookを使い始め、やがて自国の友人も招待し始める。そして自国の友人関係の数が外国人との友人関係の数を上回ると、あとはその国でFacebookが一気に広がるのだという。FacebookがトップSNSになっている国では、常にこのパターンだったそうだ。
どうやら最近、Facebook Japanがこのtipping pointを超えたらしい。最近になって3人の情報筋から「超えたそうですよ」という話を聞いた。Facebook Japanに問い合わせたが、返答はもらえなかった。
確かにここ2,3週間ほど、周りのアーリーアダプターのFacebook内での活動が活発になってきた感じがする。日本人からの友人申請も毎日のように多数寄せられ始めた。
1月15日にはFacebookを題材にした「ソーシャル・ネットワーク」という映画が日本でも封切られる。米国では既にかなりの興行成績をあげているようだし、試写会に参加した友人からは「おもしろかった」という報告をもらっている。
来年早々、マスコミがFacebookを取り上げて大騒ぎするのはほぼ間違いないと思う。
それまでにアーリーアダプターのあなたは何をすべきなのだろうか。
Sony Pictures Online発表文:映画「ソーシャル・ネットワーク」2週連続第1位!作品の高評価が全米を席捲!!
いや、別に何もしなくてもいいんだけどさw。
ただ社内でアーリーアダプター的な立場にいる人なら「おい、うちの会社はどうするんだよ」とか2月ごろには言われるようになると思うよ。
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