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Appleは11月10日、同社が展開するiAdモバイル広告ネットワークを日本で展開するため電通と提携したと発表した。
リリースでによると日本での開始時期は2011年早期とされ、電通はiAd広告の販売と制作を担当する。iAd広告はiPhoneとiPod touch向けに配信される。
2010年7月1日に米国ではじまったiAdは、Apple自身が広告販売を行い、リリース時点ですでにAT&Tなど巨大クライアントから広告を受注、2010年度分の出稿として6000万ドル以上を獲得しており好調さをアピールしていた。
国内では、電通子会社のサイバー・コミュニケーションズ(cci)が広告制作やメディアプランニングサービスを提供する。
アプリを開発するディベロッパは、iTunes Connectを経由しiAdプラットフォームから広告を表示することで、iAd広告収益の60%を獲得することができる。
■ 関連URL
・Appleと電通グループ、日本でiAdを展開
http://www.apple.com/jp/news/2010/nov/10iads.html
・アップルと電通グループ、日本でiAdを展開 [PDF]
http://www.dentsu.co.jp/news/release/2010/pdf/2010110-1110.pdf
湯川さんの「AppleのiAdって好評、不評、いったいどっち【湯川】」にもあるように米国の状況がよく見えないのだが、各所を評判を見る限り十分な収益を得られているディベロッパーもいるようだ。日本のアプリ開発者は有料アプリだけではまず利益にならないという現状があるので、iAd日本版の提供で状況が大きく変わることを期待したい。
Appleは米国ではiAd事業を自分たちで押さえている。あまりにもAppleが細かく指図するので、中にはiAdを敬遠するようになった広告主もいるように一部で報じられていた。iAdの製作と販売を広告会社に任せるのは日本が初めてみたい。
日本の広告クリエイティブのことはよく分からないので電通に任せたのか、それともこれは一時的なもので軌道に乗ればまたAppleが主導権を握ろうとするのか。どっちなんだろう。
十代からメディアクリエイターとして企画設計からマーケティングまでマルチな才能を発揮。週刊アスキーなど多数のIT関連媒体で活躍。雑誌ライターとして90年代を疾走後、シリコンバレーで証券情報サービスの起業に参画。帰国後、ネットエイジで複数のスタートアップに関与。関心空間、富裕層SNSのnileport、@cosme、ニフティやソニーなどのブログ&SNS国内展開に広く関与。坂本龍一氏などが参加するプロジェクトのブログ立ち上げなどを主導する。
数年間の休眠後、現在TechWaveのスタッフライター1号機として活動する他、書籍などを中心に執筆活動および講演活動を展開。大手携帯キャリア公式ニュースポータルサイト編集デスク。DJやイベントオーガナイザー。スタートアッププロジェクトのアドバイザー等として活動。ユニークな経験、独自の情報ツール等を武器に、徐々にフルスロットル状態へ。
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