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米Wall Street Journal紙は、人気クラウドストレージサービスDropboxに対抗するようなサービスをGoogleが近く開始すると報じた。
関係者の話として伝えたところによると、Googleが準備をしているクラウドストレージサービスの名称は「Drive」で、パソコンを始めスマートフォン、タブレット端末などあらゆるデバイスからデータファイルにアクセスできるようにするという。サービスインは1,2週間から1,2ヶ月以内とみられている。
利用料は一定容量まで無料で、DropBox同様に友人とのファイル共有も可能になるという。
Googleは2007年にも同様のサービスを「G Drive」という名称で開発中と報じられたが、実際にはサービスが始まることはなかった。
一方でDropboxは2007年創業で、昨年10月現在で4500万人以上が利用する人気サービスになっている。
このWall Street Journalの記事で明らかになったのは①GoogleがDropboxのようなサービスを開発中②名称は「Drive」③もう間もなくサービス開始、ということぐらい。
ある一定容量まで料金無料というのは当然そうなるだろうから、大事なのはどの程度の容量が無料で使えるかということ。Dropboxは2ギガまで無料。後発なので、当然これ以上の無料ストレージを用意してくるとは思うんだけど。
だれもが複数のデジタルデバイスを持つのが当たり前になりつつあるし、そのデバイス間でのファイルの移動が面倒なのでクラウド事業って有望だと思う。でもその一方で、Googleのような大手が本気で参入してくるわけで、どこで差別化するのかが重要になってくるんだろうなあ。
ユーザーとしてはありがたいんだけど。
ところでこうしたクラウドストレージサービスで僕が一番期待しているのがBitcasaというサービス。パソコンのドライブを完全にクラウド上に載せちゃって、ほしいファイルはストリーミングっぽい形でパソコンに転送するというサービス。去年のTechCrunch Disruptでプレゼンしてたので、その後ブースに行って話を聞いた。なんでもユーザー履歴や他のユーザーの傾向などを考慮して、ユーザーが次に使いたいと予測されるファイルの一部をあらかじめダウンロードしておくのだそうだ。それでほとんどタイムラグなしに、クラウド上のファイルをまるでローカルに持っているような感覚で使えるのだそうだ。
アルファ版サービスが始まったってだれかが言ってたように思うんだけど、だれかもう使っている人いますか?使っている人がいたら、使い勝手教えて。