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Googleは2012年9月27日、Android アプリ等のマーケットプレース 「Google PLAY」のアプリダウンロード数が250億本を達成したことを受け、一部のアプリを25円で提供するキャンペーンを開始している。
Google PLAYに登録されているゲームを含めたアプリの本数は67万5000。ライバルであるAppleのiTunes app Storeは2012年7月時点で、アプリ数は65万、ダウンロード数は300億ダウンロード超と、もはやその差は無いばかりか、PLAYの方が優勢のようにも見える。
iPhone5が好調のAppleだが、今後どうなるのか? このようなグラフが米メディア「Inside Mobile App」で公開されたので紹介しよう。
アプリ登録数の推移ではGoogle PLAY優勢?
kobo Touch (ブラック) |
以下のグラフは「Tracking growth: the iTunes app store vs Google Play」という記事に掲載されているもので、アプリ数を時系列でプロットしたもの。アプリ数の増加具合だけで見れば、Google PLAYが今後さらに成長するようにも見えるし、1日あたり130万件が新規登録され、累計5億台のマーケットがあると思えば、その未来は想像にたやすい。
ただ、「アプリの質」という問題もある。Google PLAYのアプリはクローンであったり、過去の人気コンテンツの焼き直しや評価できないほどレベルの低いものが登録されているなどその質を問題視する声も依然として大きい。
今後、Window8 発売にあわせて本格化する「Windows Market」など新興勢力も現れる中、Google、Apple各社はどう質を維持し、どう利用者を増やすのだろうか。
【関連URL】
・Tracking growth: the iTunes app store vs Google Play
http://www.insidemobileapps.com/2012/09/26/tracking-growth-the-itunes-app-store-vs-google-play/
揺れるアプリマーケット。Google PLAYの力の入れようは理解するが、品質や話題性からするとiOS向けアプリの方がメインストリームにあり、イノベーションもこちら側で起こっているように思う。じゃあ、Appleの厳しい審査がいいかとも言いにくいし、Nexus7のような刺激的な製品も出てきたわけで、正直どうなるかわからない。
夢を叶える技術者。8才でプログラマ、12才で起業。18才でライター。道具としてIT/ネットを追求し、日米のIT/ネットをあれこれ見つつ、生み伝えることを生業として今ここに。1990年代はソフト/ハード開発&マーケティング→週刊アスキーなど多数のIT関連媒体で雑誌ライターとして疾走後、シリコンバレーで証券情報サービスベンチャーの起業に参画。帰国後、ネットエイジ等で複数のスタートアップに関与。関心空間、@cosme、ニフティやソニーなどのブログ&SNS国内展開に広く関与。坂本龍一氏などが参加するプロジェクトのブログ立ち上げなどを主導。 Rick Smolanの24hours in CyberSpaceの数少ない日本人被写体として現MITメディアラボ所長 伊藤穣一氏らと出演。活動タグは創出・スタートアップ・マーケティング・音楽・表現・ミディアム・子ども・グローカル・共感 (現在、書籍「共感資本主義」執筆中)。書籍情報・ 詳しいプロフィールはこちら