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TECHINASIAによると、中国ネット最大手TencentのCEO、Pony Ma氏はスマートフォンネイティブのSNSアプリ「WeChat(中国名Weixin)」のユーザーが2億人に達したことを講演の中で明らかにした。WeChatは2011年1月サービス開始で、今年3月に1億人ユーザー達成したばかり。ユーザー数の伸びが加速していることが分かる。
東南アジア市場などでWeChatとのシェア争いを続けているNHN Japanの「LINE」は、9月8日の時点で6000万人ユーザーを達成したと発表。年内1億人ユーザー達成を目指している。
WeChatは、企業や店舗がアカウントを開設しユーザーとの関係を構築することを奨励。企業や店舗は無料でアカウントを開設し、自社アカウントのQRコードを生成できることから、位置情報機能を利用して近くのユーザーに対しクーポン配布などのキャンペーンを行うケースが中国国内で急増しているもよう。Ma氏によると位置情報取得件数が1日に7億回を超えているという。。
蛇足:オレはこう思う
これまでTencentは中国国内市場だけに注力してきた。それだけで十分に巨大市場だったから。でもWeChatが中国以外の市場で急速にユーザー数を伸ばしていることから、初めて世界市場に本気になったもよう。本気でFacebookの次の覇権を狙おうと考えているようで、現時点でのマネタイズは一切考えずにオンラインだけではなくリアル社会とオンラインを結ぶプラットフォームになろうとしているみたい。
これまでTencentは中国国内市場だけに注力してきた。それだけで十分に巨大市場だったから。でもWeChatが中国以外の市場で急速にユーザー数を伸ばしていることから、初めて世界市場に本気になったもよう。本気でFacebookの次の覇権を狙おうと考えているようで、現時点でのマネタイズは一切考えずにオンラインだけではなくリアル社会とオンラインを結ぶプラットフォームになろうとしているみたい。
僕が最近、現状の各社のO2O関連の動きにまったく興味がなくなったのは、これが理由。WeChatやLINEが普及することでこうしたアプリがO2Oのデファクトプラットフォームになり、既存のO2O関連アプリやサービスが戦略転換を迫られると思うから。