サイトアイコン TechWave(テックウェーブ)

「日本の女性は潜在エネルギーを秘めている」、ブレークスルーキャンプ by IMJ が「Women’s Night」開催 【増田 @maskin】


[読了時間: 2分]

 ブレークスルーキャンプ by IMJは2013年1月28日(月)、女性の起業を支援するセミナーイベント「Women’s Night 〜女性が起業するきっかけを〜」を開催する。会場は、東京・品川のマイクロソフト社セミナールームで、時間は19時から。

 基調講演は、ウィズグループ 代表取締役 奥田浩美 氏、ABC Holdings 取締役 志村なるみ 氏、バスキュールプロデューサー 西村真里子 氏。

 その後のパネルティスカッションでは、サイバード 広報担当の佐久間映里 氏をモデレーターに、基調講演の3人に加え、パソナテック 執行役員の粟生万琴 氏が登壇。最後は、KOYONPLETEを起業した杉本 明子 氏の講演で締めくくる。

 ブレークスルーパートナーズの代表取締役で「ブレークスルーキャンプ by IMJ」を共同運営する赤羽雄二 氏は「カベに当たっている日本で、彼女たちのパワーを生かさない手はありません」と力説する。

 また、IMJインベストメントパートナーズ代表取締役社長の堀口雄二氏も、リクルート時代に習い事の情報メディア「ケイコとマナブ」の編集長経験があり、女性のパワーを引き出したいという強い信念があるという。




 なぜ女性に注目しているか? 「実際に財布のひもを握っているのは女性であり、男性が女性の気持ちを十二分に理解してサービスを作れるかというと疑問です。女性の感性を生かした新しいサービスを作り、起業していただくことで、カベに当たっている日本でその力が活かされると思うんです」(赤羽雄二氏)。

 ブレークスルーキャンプ by IMJでは、これまでも女性向けの「iPadアプリ企画ワークショップ」などを展開してきた。

 今後、本イベントを皮切りに「ブレークスルーキャンプ for Woman」として女性向けのアプリコンテストを開催する計画とのこと。

 TechWaveでも過去、女性向けのプログラミング勉強会やマッチングイベント、女性向け企画コンテストなどを展開してきた。そこから、実際に起業した人もいれば、グループを作ってアクティブに活動している人もいる。


 彼女たちの多くは、男性にはできないユニークな展開を実践しており、確実に少しずつ社会に影響を与え初めている。「ブレークスルーキャンプ for Woman」も、一連のイベント等を通じ、多くの女性起業家を生み出すことだろう。

【関連URL】
・Women’s Night 〜女性が起業するきっかけを〜ブレークスルーキャンプ by IMJ主催セミナー 第12回

http://peatix.com/event/9387/
・エリート路線からITスタートアップへ、「ココナラ」ファウンダー谷口明依さんに聞く“今しか私にしかできないこと” 【増田 @maskin】
http://techwave.jp/archives/51757209.html
・ 女性たちよ、ITで大夢を描け! IT x 夢 コンテスト「Beautiful Dreamer」スタート、500万円出資の賞も! 【増田 @maskin】
http://techwave.jp/archives/51754042.html
・ ゆけゆけDKP(ドジッ子プログラマー)女子会 第1期 〜レッツビギン♪ Titaniumを手玉にとって世界を変えるその日まで♪〜 @maskin
http://techwave.jp/archives/51708984.html

蛇足:僕はこう思ったッス
男も女も、有名人も会社員も学生も、大人も子どもも、チャンスを得る機会は均等にあるべきというのが僕の基本的な考え方。ただ、少なくとも自分の周りを見ると、才能や実力があっても、環境要因 (会社のルールや慣習など)によってそれができない女の人があまりにも多かったように感じてきた。
だからこそ、何らかの形で突き抜けるチャンスが得られるのだとしたら、日本の閉塞感の根源にある村社会的発想を崩することができるんじゃないか、と思ってきた。ジェンダー云々は人間である以上確実に存在するし、そこに偏見が生まれる可能性もあるが、それういった部分を慎重に受け止めつつ、チャンスを得られなかった人達にチャンスを与え続けることは意義のあることだと思っている。
おそらく女性の起業には、理解者が必要となるケースが多くなる。その後押しができる人は男女を問わず今、最も求められていると思う。

著者プロフィール:TechWave 編集長・イマジニア 増田(maskin)真樹
変化し続ける高エネルギー生命体。8才でプログラマ、12才で起業。18才でライター。道具としてのIT/ネットを追求し、日米のIT/ネットをあれこれ見つつ、生み伝えることを生業として今ここに。変化し続ける高エネルギー生命体。1990年代はソフト/ハード開発&マーケティング→週刊アスキーなど多数のIT関連媒体で雑誌ライターとして疾走後、シリコンバレーで証券情報サービスベンチャーの起業に参画。帰国後、ネットエイジ等で複数のスタートアップに関与。関心空間、@cosme、ニフティやソニーなどのブログ&SNS国内展開に広く関与。坂本龍一氏などが参加するプロジェクトのブログ立ち上げなどを主導。 Rick Smolanの24hours in CyberSpaceの数少ない日本人被写体として現MITメディアラボ所長 伊藤穣一氏らと出演。活動タグは創出・スタートアップマーケティング・音楽・子ども・グローカル・共感 (現在、書籍「共感資本主義」「リーンスタートアップ」執筆中)。@宇都宮ー地方から全国、世界へを体現中。

メール maskin(at)metamix.com | 書籍情報・ 詳しいプロフィールはこちら


モバイルバージョンを終了