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結果、反応は上々でした。
プロのミュージシャンから、ハンドパフォーマー、そして楽器のバイヤーまでほとんどの人から、製品化されたら買う、早くMac版作って、等々、超ポジティブな意見や要望を得られました。こんなん楽器じゃなくておもちゃだ、って言われたのは、1人だけ。これは絶対にちゃんと製品化して世に出さなきゃいけない、と決心して1年、ついに販売の目処がついての出展となりました。
昨年に引き続き、MMA(アメリカのMIDI規格団体)のブースをシェアする形ですが、今回は昨年の反省を活かしつつ、さらに「3月発売開始!」というニュースをひっさげての出展です。
【しくみデザイン、アメリカで開催の世界最大級の楽器ショーで新世代楽器ソフトウェア「KAGURA」の製品版を発表】(プレスリリース)
スタートアップでNAMMに出展しようか悩んでいる人がどれくらい居るかわかりませんが、ご参考に。
出展料は、1sq.ft.あたり32.65ドルで、最小単位が10フィート×10フィートで100平方フィートなので、3,265ドル(約38万円)から、になります。SXSWと同じくらいです。アメリカの展示会の出展料の相場がこれくらいということなのでしょう。ただし、これはブース使用料だけなので、ここにさらに、電源の申し込みやインターネット回線(必要なら)の申し込みをしなきゃいけなくて、そして、絨毯やらテーブルやら椅子やらのレンタルも必要で、費用がどんどん乗っかっていきます。アメリカのイベントはFREEMANという設営会社が入っていることが多く、FREEMANを使わないという選択肢がないため、家具のレンタルやパネルの作成など非常に割高です。
我々は去年に引き続きMMAのブースに約25万円ずつ5,6社でシェアすることになったので、申し込み手続きさえすればあとはMMAの方で絨毯や電源やロールアップサインまで用意してくれて楽ちんでした。
ただ、ロールアップサインのデータがこちらの思惑と違う感じに印刷されてしまって、ちょっと残念なことに。下に余白のあるデータをおくったのだけど、色の付いてる部分だけを真ん中に印刷されてしまったんですね。
コミュニケーションを密にしていたら回避できたかというとそういうわけでもないので、現場でいかに臨機応変に対応できるかが、こういうときは大事になってきます。
1人での海外イベントへの出展もだんだん慣れてくると、どんどん荷物が少なくなっています(機内持ち込み可の荷物に収まるように)。今回持って行ったものはこれ。
・PC2台(Windows RealSense内蔵15インチ、MacBook Air13インチ)
・プロジェクター(EPSON EB-1771W)
・KAGURAステッカー2種類
・インフォメーションカード(パンフレット代わり) 400枚
前回持参した小型スピーカーが非力すぎてパフォーマンスが悪かったので、今回は現地に住んでいる友人(展示も手伝ってもらいました)が、移動できる大きめのスピーカーを用意してくれました。今年は周りがうるさかったので、これが非常に助かりました。
ちなみに、アメリカで展示会をする際にはモニターやスピーカーは持って行く苦労を考えたら、現地のベストバイ等で購入して終わったら誰かにあげちゃうほうが効率良さそうです。(実際に日本からの出展者でそうしている方々もいました)
プロジェクターは割と明るいものを持って行きましたが、インパクトが全然足りませんでした。次回は現地で安いテレビを買います。
MMAブースの方がKAGURAを気に入って僕の代わりに説明までしてくれました
カードのデザイン
A4のパンフレットは、特に海外ではかさばるので敬遠されがちです。それに比べてカードだと、持っていくときの荷物も少なくてすむし、結構もらってくれるのでお勧めです。今回、400枚持って行ったのですが、1日残してほぼなくなってしまいました。小さいブースだったら、600枚くらいがちょうどよいかなと思います。
ステッカーは、たまに凄くほしがってくれる人がいますが、効果としてはカードの方がよいと思います。荷物を減らすには、ステッカーはなくてもよいでしょう。アメリカ人はステッカー好き、と聞いていましたがそんなことないです(笑)。まあ、KAGURAのブランド力がまだまだ無いからですけど。