海外の展示会に出展するということ
2016年は、意識的に海外のイベントに出るように心掛けました。
NAMM2016(アナハイム)から始まり、Sonar+D(バルセロナ)、J-POP Summit(サンフランシスコ)、DISTRICT(アブダビ)、Slush Shanghai(上海)、Global Innovator Conference(北京)、WebSummit(リスボン)、Slush(ヘルシンキ)、そして、DOIT(台北)。
自分から出展をしたものもあれば、ご招待を受けて講演やら展示やらをしたものもあります。
Sonar+Dでは、ピッチコンテストで優勝までできました。
【博多が生んだ最先端楽器「KAGURA」、バルセロナのSonar+D音楽スタートアップ・コンペでグランプリ獲得!】(All Digital Music)
そして、1年かけて英語も少しずつ上達してきました。
「英語ができるようになってから海外に出て行こう」、じゃなくて、「海外に行かざるを得ない状況を作れば英語は上達するだろう」という、怠け者の発想の成果です。
実際のところ、英語は話せるべきだと思いますが、話せなくてもネタ(面白いプロダクト)があればなんとかなります。まあ、まさか自分が台湾で英語で講演をすることになるなんて、1年前には想像だにもしませんでしたが。
はたして、海外の展示会に出展するべきか?
コストも時間もかかります。そのくせ、すぐに売り上げに結びつくわけでもない。だから何でもかんでも行った方がよいとまでは思いません。でも、いろんな経験値の上がり方は半端ない。
できれば、違う国の違うイベントにいくつか挑戦すると、その国の空気感を肌で感じられて面白いと思います。展示会に出るだけじゃなくて、街を歩いてみると、WEBの情報ではわからないことが見えてきます。
旅行じゃなくて、展示を見に行くだけじゃなくて、どうせ行くなら、出展者として行くと効率がよいかと。とはいえ、空気感を得てるばっかりじゃ意味が無いので、今年は、どうやってビジネスにしていくか、という視点で進んでいく予定です。
以上、前編はKAGURAのこと、個人的なことが中心でした。
後編は、NAMM会場のその他の様子のレポートです。
【関連URL】
・NAMM Show 2017に乗り込んできた(1/2) by しくみデザイン中村 @maskin
http://www.shikumi.co.jp/blog/2017/01/31/namm2017_report_kagura/
maskin
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