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買い取り比較サイト「ヒカカク!」を運営するジラフは2017年8月25日、話題のアプリ「CASH」を運営するバンクを引受先とする第三者割当増資を実施したと発表しました。調達金額はジラフ経営陣からの出資と併せて数千万円規模となる模様です。バンクが取得する株式は少なく、経営に影響がある比率ではないとのことですが、事業資産の共有や相乗効果創出に動き出す構えです。
スマートフォン査定で連携
バンクとジラフの狙いは、ジラフが抱えるスマートフォンを中心とした買い取り査定相場情報の活用です。ジラフは価格のみならず有力な二次流通業者とのネットワークを持っているため、バンクが展開する「CASH」において当該分野のアイテムの連携や協業によって両者の成長見込めると判断したからです。
具体的には2017年9月にベータ版のサービス提供が予定されるCtoCの買い取り市場「スママ(スマホのマーケット)」において、出品以外にCASHを使った即現金化の機能を実装などを想定しているほか、「ヒカカク!」上の価格比較における高額買い取りニーズ以外のCASHによる即現金化の需要もくみ取りたい考えです。
バンク社はパートナー戦略を継続
オークファンとの包括的業務提携(「CASHの買い取り分野拡大へ、バンクとオークファンが包括業務提携」)に続くジラフとの資本提携についてバンク社代表取締役社長 光本勇介氏は「資本業務提携型の事業拡大は今後も拡大していく」と話します。
投資案件としても複数の案件を検討中で、「積極的ではありませんが、良いパートナーがあれば随時検討していきたいとは思っています!」と話しています。
買取価格比較サイト「ヒカカク!」を運営するジラフは2014年10月29日、一橋大学商学部に在籍中の麻生輝明 氏が「「買い取り」のエコシステム構築を狙い創業。中古販売情報サービス「ヒカカク!」を主力に「最安修理ドットコム」といったリユース関連の事業を展開。2017年3月には「ポケラボ創業者 佐々木氏、ヒカカク運営のジラフにリード投資および経営参画」。
2017年9月には中古のスマートフォンを個人間で売買できる「スママ」のサービス開始を予定していました(「ジラフがC2C中古売買参入、「スマホのマーケット」(スママ)は取引仲介型で2017年9月ベータ版スタート」)。
【関連URL】
・買取価格比較サイト「ヒカカク!」運営のジラフ、「CASH」運営のBANK等を引受先とする第三者割当増資により数千万円の資金調達を実施
http://jiraffe.co.jp/news/2017/08/25/312/
・16時間で閉鎖したCASHが再開、事業モデルはそのまま
http://techwave.jp/archives/cash-app-resumes-biz-model-as-is.html