ジラフがシリーズB 総額4億円の資金調達、アイ・マーキュリーキャピタル・グリー・メルカリファンド等が引受先

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maskin

Editor In Chief at TechWave.jp

1990年代初頭から記者としてまた起業家としてITスタートアップ業界のハードウェアからソフトウェアの事業創出に関わる。シリコンバレーやEU等でのスタートアップを経験。日本ではネットエイジ等に所属、大手企業の新規事業創出に協力。ブログやSNS、LINEなどの誕生から普及成長までを最前線で見てきた生き字引として注目される。通信キャリアのニュースポータルの創業デスクとして数億PV事業に。世界最大IT系メディア（スペイン）の元日本編集長、World Innovation Lab(WiL)などを経て、現在、スタートアップ支援側の取り組みに注力中。

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ジラフ2017年11月2日、11月中を目処に第三者割当増資で総額約4億円の資金調達を実施すると発表しました。

引受先はアイ・マーキュリーキャピタル、グリー、メルカリ、アドベンチャー、および既存投資家であるドリームインキュベータ、ポケラボ創業者・弊社執行役員の佐々木俊介 氏が名を連ねます。この資金調達でジラフの資本金（資本準備金を含む）は約6億円となります。

3年で買い取りエコシステム構築に手応え

ジラフは2014年10月29日、一橋大学商学部に在籍中の麻生輝明 氏が創業。

主力サービスは買取価格情報サイト「ヒカカク！」で、自動車を除くいた1兆円規模の「買い取り」エコシステム構築に乗り出していました（「買い取り」のエコシステム構築へ、ジラフが総額4000万円超のシリーズA増資）。

サービス利用者は創業後数倍のペースで成長し、3年で「ヒカカク！」の月間利用者数が140万人を突破。修理料金比較サイト「最安修理ドットコム」の月間利用者数が30万人を突破。2017年10月には検品済携帯のフリマサイト「スマホのマーケット」（参考「ジラフ「スマホのマーケット」スタート、エスクロー型C2Cフリマ」）でCtoC市場に参入を果たしています。

この間、ポケラボ創業者 佐々木俊介 氏が役員に就任するほか、CASH運営のBANK社が資本参加するなど、さらなる成長に向けた追い風が吹いていました。

【関連URL】
・ジラフ
http://jiraffe.co.jp
・ジラフがシリーズBでアイ・マーキュリーキャピタル、グリー、メルカリファンド等から総額4億円を資金調達
http://jiraffe.co.jp/news/2017/11/02/372/

蛇足：僕はこう思ったッス
　若年層スタートアップとしては最も熱量のあるチームの一つとして捉えていいだろう。漠然とした変革ビジョンではなく、仕組みを変えることで成長曲線をグイっと押し上げるスタイル。かつリアル店舗との連携なども果たすなど、対消費者目線も決して忘れることのないバランスが取れたサービスを着実に提供している点で評価される。