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ネットプライスドットコムは2013年7月11日、事業創造と投資育成を融合した活動を統合したスタートアップ支援事業「Beenos(ビーノス)プログラム」を開始する。
運営は、ネットプライスドットコム 代表取締役 兼 グループ CEO 佐藤輝英 氏らを筆頭とするメンバーで構成される「ネットプライスドットコム Beenos本部」で、Beenos本部の本部長 は 執行役員 前田紘典 氏が務める。
5年で20~30社を共同創業
プログラムは、投資・育成を行う「Investment Program(インベストメント プログラム)」と、起業経験のある専門家のサポートを軸に起業家と事業を共同で立ち上げる「Inception Program(インセプションプログラム)」を総合したものとなる。
いわゆるシード期(事業創造期)のアクセラレーションプログラムと似ているが、他のスタートアップ支援プログラムと何が違い、どんな特徴があるか。Beenos本部長 前田紘典 氏 はこのように説明する。
一番の特徴はチームです。サイトを見て頂ければお気づきになると思うのですが、メンバーのほとんどは起業や事業やプロダクトを作る経験があります。それぞれData, Operation, Design, やDevelopment等事業をつくる上で必要な専門的知識をもっていますが、一番大事にしているのは起業家の痛みを理解し起業家と共感できる部分です。
ネットプラスドットコムは、この12か月間で、アーリーステージ(参考:売上2億円以下程度、社員1-10人程度)投資を20社、グロースステージ(成長段階のスタートアップ)に2社出資をしており、今後、さらにペースを上げていく考え。特に、起業家とゼロから共に立ち上げる全面サポートプログラム「Inception Program(インセプションプログラム)」では「5年で20から30社を立ち上げる考え」(前田氏)とのことだ。
国内スタートアップは、ファンドなどが急増しているが、起業家やその予備軍の発掘が手薄になっている状況。経験者による全面サポートプログラムに期待する声は大きそうだ。
【関連URL】
・PeaTiX
http://peatix.com/
・起業家による起業家のための事業創造プラットフォーム「BEENOS」始動!.
http://beenos.com/?p=334
最近、スタートアップ界隈の情報を整理しようと、支援者や投資家、起業家および予備軍のリストを作成しようとしたところ、体感している以上にスタートアップ側(起業家および予備軍)の成長が弱く、いわゆる売り手市場(投資家から見て投資先が少ない)になっていることがわかり、と、同時に投資家の方からは「成功例がない」という意見も多くきかれ、この状況をかなり危惧していました。
一方で勉強会やメンタープログラムは増加しているのに、何故? と思ったのですが、見わたせば支援者側に起業や事業立ち上げの経験者があまりにも少ないということに気がつきました。Beenos前田さんは、その問題を払拭し、事業の強みにしようと考えている。素晴らしい。
変化し続ける高エネルギー生命体。8才でプログラマ、12才で起業。18才でライター。道具としてのIT/ネットを追求し、日米のIT/ネットをあれこれ見つつ、生み伝えることを生業として今ここに。1990年代はソフト/ハード開発&マーケティング→週刊アスキーなどほとんど全てのIT関連媒体で雑誌ライターとして疾走後、シリコンバレーで証券情報サービスベンチャーの起業に参画。帰国後、ブログCMSやSNSの啓蒙。ネットエイジ等のベンチャーや大企業内のスタートアップなど多数のプロジェクトに関与。坂本龍一氏などが参加するプロジェクトのブログ立ち上げなどを主導。 Rick Smolanの24hours in CyberSpaceの数少ない日本人被写体として現MITメディアラボ所長 伊藤穣一氏らと出演。活動タグは創出・スタートアップ・マーケティング・音楽・子ども・グローカル・共感 (現在、書籍「共感資本主義」「リーンスタートアップ」執筆中)。@宇都宮ー地方から全国、世界へを体現中。
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