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RFID(ICタグ)を使った物流管理など様々な事業を手がけるハヤト・インフォメーションが、ブロックチェーンを活用したブランド品などの真贋判定をするサービス「MANICAブランドプロテクション」の提供を開始しています。
ブランド品の取引には、正規工場で製造されているか、これまでどういった取引が行われてきたかが証明されることが重要です。ところがこの流通プロセスが正確に記録されるかどうか確証を持てないのが現状といえます。
そこで、ハヤト・インフォメーションはRFIDを埋め込んだタグをブランド品に証明書代わりに取り付け、専用のアプリ経由で取引情報をブロックチェーンに記録することで、改ざんされない取引履歴を残そうと考えました。
「MANICAブランドプロテクション」は 、専用のRFIDタグと取引情報を登録するための専用アプリとサーバを使い、取引情報をブロックチェーンに残す仕組みです。
RFIDが付与されたブランド品は、メーカー製であるかどうかの真贋を判定することが可能になるほか、このブロックチェーン証明書が流通することでRFIDタグ付きブランド品の価値を守ることができるようになると考えられます。
【関連URL】
・MANICAブランドプロテクション|RFIDとブロックチェーンのあなたのを守ります。
http://www.hayato.info/brandprotection/index.htm
・ハヤト・インフォメーション
http://www.hayato.info/home/
RFIDはシール状のものやドングル状のものなどさまざまな対応タイプのものが流通しており、シールタイプは現時点で1枚20円程度で流通しているが、将来10円を切る価格にまで下がるとみられている。RFIDは複数枚を瞬時にスキャンする技術も確立されており、RFIDを貼り付けた商品の在庫管理を一瞬で済ますようなことも可能。今回のようなスマホやクラウドとの連携でさまざまな活用方法が生まれると考えられる。ちなみに、ブロックチェーンを流通に活用する動きは日本でも富士通が表明しているほか、アート品などの真贋判定をブロックチェーンで行うアイディは世界にいくつかある(例「Verisart」)。ハヤト・インフォメーションはそもそもRFIDの物流での応用実績があり、MANICAブランドプロテクションはRFIDの利便性、ブロックチェーンの可能性をいいとこ取りしたプラットフォームになる可能性がある。