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トランプ米大統領が2017年11月5日から7日まで来日するのを控え、東京メトロは東京都内の駅でコインロッカーやゴミ箱を一時的に使用できなくする措置を取り始めました。
今夜2017年10月31日はハロウィンで大勢の人が仮想パフォーマンスのために市街地に出ることが予想されています。着替えの衣服などを一時保管するロッカーが使えなくなり困る人が増えると想定されることから、シェアリングロッカー事業「ecbo cloak(エクボ・クローク)」を運営するecbo社が使用を呼びかけています。
ロッカー難民の救世主になるか?
「ecbo cloak(エクボ・クローク)」は、店舗などの空きスペースを活用し、一般の人の荷物を預かるようにするサービスです。東京都内ではカフェやマッサージ店などさまざまな店舗形態で受け入れられるようになっています。
空きスペースがある事業者は、「ecbo cloak」に申し込むことで、対応スポットとして営業を開始することができるようになっています。
荷物の出し入れにスタッフが介入する必要はありますが、予約や決済はすべて「ecbo cloak」がやってくれるため手間はいりません。デッドスペースなどを活用して収益化につなげられるだけでなく、集客の導線にもなりうるとして期待の声が上がっています。
ecbo cloak(エクボクローク)網が進化を発揮
「ecbo cloak(エクボクローク)」の利用はウェブサイトから直接行えます。どこに対応ロッカーがあるかはサイト上の地図をみれば一目瞭然。
当日の予約も可能で、最大辺が45cm未満の荷物(バッグサイズ)は1日300円(税込)、最大辺が45cm以上の荷物(スーツケースサイズ)は1日600円(税込)となっています。
運営のecbo社はロッカー難民の受け入れに注力しており、ロッカー閉鎖期間にあわせた限定のクーポンを発行しています。
割引コード
10月26日〜11月8日の期間限定で通常価格から300円OFFにてご利用いただけます。
「ecbo cloak」のサイトで予約する最に以下のコードを入力してください。>>> プロモーションコード ecbo-welcome
今夜のハロウィンにあわせて渋谷などのエリアでかなりの勢いでスペースが埋まっているようです。シェアリングエコノミー型のサービスは日本ではまだ懐疑的な声があるのは事実ですが、こうした課題解決時に効果を発揮することが証明されることで、利用者網は拡大すると考えられます。
【関連URL】
・ecbo cloak(エクボ・クローク)コインロッカーいらずに手ぶら観光
https://cloak.ecbo.io
ハロウィンの渋谷エリアでの使用状況をウォッチしていたのだけど、日が暮れてからあっという間に予約できるスペースが埋まっていった。(19時時点で)渋谷駅半径500メートルくらいのエリアでは大規模なecbo cloakスポットが数件あるだけ。おそらくこれからの時間も利用したい人は増えるのだろう。これはハロウィンというイベントがあり、コインロッカーが塞がっていることが一因になっていると思うのだけど、そもそもecbo cloakの認知はマスに浸透しているわけではないわけで、そう考えると興味深い動きだと思う。いずれにせよ一般の人の課題を解決しているのは間違いない。対応店舗が増え、一般化が進めばある程度の大きなシェアリングロッカー網が成立するように思う。
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