上限3980円で渋谷のコワーキングスペース“使い放題” − スペイシー社

• About
• Latest Posts

maskin

Editor In Chief at TechWave.jp

1990年代初頭から記者としてまた起業家としてITスタートアップ業界のハードウェアからソフトウェアの事業創出に関わる。シリコンバレーやEU等でのスタートアップを経験。日本ではネットエイジ等に所属、大手企業の新規事業創出に協力。ブログやSNS、LINEなどの誕生から普及成長までを最前線で見てきた生き字引として注目される。通信キャリアのニュースポータルの創業デスクとして数億PV事業に。世界最大IT系メディア（スペイン）の元日本編集長、World Innovation Lab(WiL)などを経て、現在、スタートアップ支援側の取り組みに注力中。

Latest posts by maskin (see all)

• 「ソラコム」がスイングバイIPOを実現、東証グロース市場上場承認 - 2024-02-22
• （更新）結果速報 LAUNCHPAD SEED#IVS2023 #IVS #IVS @IVS_Official - 2023-03-09
• 「始動 Next Innovator 2022」締め切りは9月5日（月）正午ー経産省・JETRO主催のイノベーター育成プログラム #始動2022 - 2022-09-01

会議室シェアリング事業を展開するスペイシーは2017年11月17日、1時間あたり50円〜で利用できるコワーキングスペース定額利用サービスを2017年11月20日より提供開始することを明らかにしました。

スペイシーのコワーキングスペース事業は、飲食店や企業などの遊休時間帯の空きスペースを活用して手軽にいつでもワークスペースを使用できるサービス。30分あたり50円という料金体験で通常サービスを提供済みですが、今回の月額プランでは月額固定費を支払うことでより安く利用できるサービス体系を新たに追加しました。

月額プランに使える設備はオープン時点で渋谷に5店舗となり、今後拡大する計画です。スペースは全席Wi-Fi・電源完備されており、パソコン作業はもちろん打ち合わせなどに利用できるものです。

従量課金で最大3980円で使い放題

スペイシーのコワーキングスペースの月額プランは、以下の料金体系で展開。プランで固定された時間を超えた場合、1時間あたり50円の従量課金体系になりますが、使い放題プランであれば最大で月額3980円と、使えば使うほどお得な内容になっています。

【月額プラン料金体系】
・4時間プラン　200円(税抜)
・10時間プラン　500円(税抜)
・40時間プラン　1,980円(税抜)
・使い放題プラン　3,980円(税抜)

月額プランのスペースは現在、これらの写真のように飲食店のフリー（営業していない）タイムを利用したものが主体になっています。

スペイシーの会議室シェア事業では以下のような企業のスペースなども提供されていることから、今後拡大するに伴いなどさまざまなパターンが考えられそうです。

入場はＱＲコードをかざすだけ

月額プランの施設はオートチェックインの仕組みが導入されており、予約は不要。利用者は入り口のチェックインシステムにＱＲコードをかざすだけで利用することが可能です。

当月額プランは 今後1年で50カ所にまで拡大し、50万人が利用できる利便性が高いサービスにしたい考えです。

スペイシーは2013​年​10​月創業。会議室やマンションなどの遊休スペースを1時間500円〜で貸し出す事業を展開、首都圏を中心に3000​室以上を展開。2017年10月にスタートしたコワーキングスペース事業は40か箇所​ 1000​席のワークスペースを提供しています。累計利用者数は​100​万人を突破しているとのことです。
​ ​
​
【関連URL】
・Ｓｐａｃｅｅ（スペイシー） WORKING SPACE
https://www.spacee.jp/time/

蛇足：僕はこう思ったッス
　いつでもどこでも仕事ができる時代とはいうものの。どこにいってもノートパソコンを開いたりスマホを充電できる場所を探すのに苦労するのが現実。拠点の網羅度合いにもよるが、いつでもどこでもこの料金体系でデスクスペースが確保できるのだとしたらワークスタイルは大きく変わるのでは無いか。また、個人的に決まった場所で仕事をするのがあまり好きではないので、気が向いた時に気が向いた場所で仕事ができるというのは嬉しいッス。