DeNA、キュレーション事業統括 村田マリ氏を処分 南場智子氏が追加代表就任

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ディー・エヌ・エー(以下DeNA)は、キュレーションサイトと呼ばれる一連のウェブサイト運営に問題が発生したことを受け昨年12月に設立された第三者委員会による調査の結果を3月11日に受理したと発表しました。

それに伴い役員の処分が発表されており、一連のキュレーションサイトを統括していた執行役員メディア統括部長兼Palette事業推進統括部長村田マリ氏に対する処分が行われたと説明されています。

内容は明らかになっていませんが、DeNAは「就業規則に基づく処分」と説明しています。今後、DeNAの執行役員、子会社iemoおよびFindTravelの代表取締役も辞任する意向があるということです。

同じくDeNA子会社でキュレーションメディアを運営していたペロリの代表取締役社長 中川綾太郎氏は3月12日の時点で辞任しているとのこと。

DeNA代表取締役兼CEOの守安功 氏は、2016年12月1日時点で月額報酬の30%を6ヶ月間減額と発表していたところ、今回の調査報告の内容を受け、月額報酬の50%を6ヶ月間減給と修正したとのことです。さらに、執行役員 柴田大介氏、執行役員経営企画本部長 小林賢治氏ほか25名についても処分を行うとのことです。

また、代表取締役を2名体制にすることも併せて発表されています。代表取締役社長兼CEO 守安功 氏に加え、南場智子 氏が代表取締役会長兼執行役員に就任します。

【関連URL】
・調査報告書の全文
http://dena.com/jp/ir/

蛇足:僕はこう思ったッス
maskin-bit-2016 そもそもキュレーションとは何だろうか?コタツ記事といわれる、専門家でないばかりか取材も調査もなにせず、どこかにあった情報をかいつまむことがキューレーションのように思われているような気がしてならない。DeNAの場合、それに加え、他社の著作物を複製(調査によると10サイトの全記事のうち1.9~5.6%がそれにあたるそうだ)して自分のものにしてしまうというメディアとしての暴力を振るっていた。WELQの記事は問題視されていた19本のうち10本が違法とのこと。数字も深刻だが、今回の事件で大きかったのは「PV増えて儲かればそれでいい」という姿勢。その根幹には「おもしろければなんでもいい」という読み手を含めたメディアという世界の濁った特色が横たわっているように思う。

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Editor In Chief at TechWave.jp
1990年代初頭からソフトからハードまで50以上のスタートアップ立ち上げを国内外で経験。平行して雑誌ライターとして疾走。シリコンバレーでガレージベンチャーに参画後は、国内でネットエイジを筆頭にスタートアップに多数関与。ブログやSNSの国内啓蒙、ソニーの社内イノベーション事業など関与。通信キャリアのニュースポータルの立ち上げ期の編集デスクとして数億PV事業に育てた後、TechWaveにジョイン。世界最大のグローバルIT系メディアであるスペインの「Softonic」の元日本編集長
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