CAV「RISING EXPO 2013」登壇15チーム全レビュー(前編)【増田 @maskin】 #RISINGEXPO

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[読了時間: 2分]

 サイバーエージェントベンチャーズ(CAV)は2013年9月6日、IT企業等の資金調達や事業提携を模索する機会を創出することを目的としたイベント「RISING EXPO 2013」を開催する。

 事前審査を勝ち抜いたチームが、会場となる東京・青山のCAVオフィスでプレゼンテーションを実施する。投資家や支援者などで構成される参加者の投票によって最優秀賞などが選択される。

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 対象となるのは、「 IT・インターネット関連ベンチャー企業(BtoB、BtoC問わず)」で「サービスをローンチしており、一定のユーザーベース、もしくは一定の売上を獲得できていること」および「1億円以上の資金調達(エクイティ・ファイナンスが基本)」が条件。

 9名の審査員による事前審査を勝ち抜いたのは15チーム。その多くがTechWaveで記事として取り上げたことのあるものばかり。

 というわけで、プレゼンテーションの内容とは無関係に、すべてビジネスについて、筆者の独断と偏見でレビューしたいと思う。


株式会社エニドア

http://any-door.com/

ご存知クラウドソーシングの翻訳サービス「Conyac(コニャック)」を2009年5月から展開。世界中の翻訳者1万人に依頼する、スピーディに品質の高い翻訳の提供がうり。

ちなみにエニドアは どこでもドアで、コニャックは翻訳こんにゃくから明々。ドラえもんネタである。

競合サービスも出てきている。最近は海外マーケティングにも注力している模様。4年間サービスを継続してきた強みが、どんな形でスパークするか注目。

・ルクセンブルクのイベントに日本スタートアップが出展、ヨーロッパ展開の足掛かりになるか 【@maskin】
http://techwave.jp/archives/uxembourg_ictspring2013_japanese_startup.html
・ユーザー参加で手軽な翻訳を実現する「ソーシャル翻訳コニャック」【東京Camp】
http://techwave.jp/archives/51405731.html


株式会社ユビレジ

https://ubiregi.com/ja

クラウドを利用したiPad用レジシステム。POSレジやPCレジを導入するよりも安価で、かつバーコードリーダーの使用も可能。会計データはクラウド上にあり、分析も容易。

2011年のIVS Launch Padに登壇していたが、以降着実にアカウントを増やし現在は登録店舗アカウント数は7,000以上とのこと。

POSレジの市場は非オープンの世界。PCレジを展開する企業はごく一部で、シェア獲得は困難と感じていた。しかし、2年でそこまで増やしているのであれば、チャンスがあるのかもしれない。

・ (株)ユビレジ iPad で POS レジ / Web で分析「ユビレジ」
http://techwave.jp/archives/51667586.html


fluxflex, inc.

http://www.fluxflex.com/
シリコンバレーでの本格チャレンジをした日本人として著名な久保渓 氏。

ウェブ決済に特化したサービスWebPayは、非常にシンプルで、容易に決済対応サービスを開発できる。

気になるのは米Stripeといった競合の存在。その辺をどうクリアにするかが焦点に思うっす。

・日本人が実際にシリコンバレーでスタートアップを起業して感じた真実 【増田(@maskin)真樹】
http://techwave.jp/archives/51704559.html


株式会社pLucky

http://www.p-lucky.net/

ビッグデータの分析サービス「SLASH-7」。高速分析テクノロジー「Google BigQuery」を国内で初めて導入したことでも注目を集めている。

開発陣はビッグデータの扱いに長けたメンバーが揃っており、わかりにくい分析処理についてもコンサルティング担当が支援したり、グラフィカルなビューを用意したりとβながら着実に成長している。

サイバーエージェント・ベンチャーズ(CAV)が出資。

・注目集めるビッグデータ分析ツール「SLASH-7」、CAVが開発元のpLuckyに出資【増田 @maskin】
http://techwave.jp/archives/slash-7_plukcy_increase_capitarl_cav.html


KAIZEN platform Inc.

http://kaizenplatform.in/

サイトのユーザーインターフェース(UI)を改善し、コンバージョン率を高めことでウェブサイトの成長を支援するプラットフォーム「planBCD」を提供する。

クローズドテストではCVRが15~70%向上している。グリーベンチャーズ・GMO VenturePartners・サイバーエージェント・ベンチャーズをVC3社より総額 80万米ドルの資金調達を実施。

開発支援ツールは日本発では数少なく、かつ言語に関係なく世界展開ができる点で注目。

・80万ドルを調達したKAIZENとは?、継続改善プラットフォーム「planBCD」を展開 【増田 @maskin】

80万ドルを調達したKAIZENとは?、継続改善プラットフォーム「planBCD」を展開 【増田 @maskin】





【関連URL】
・日本最大級の、資金調達・事業提携の場 RISING EXPO
http://www.rising-expo.com/

蛇足:僕はこう思ったッス
maskin2011009rev.fw 今回も骨太サービスが一杯。一気に成長してほしいと思ってきたチームばかりなので嬉しい感じです。さて、後編も、もうすぐです。
著者プロフィール:TechWave 編集長・イマジニア 増田(maskin)真樹
8才でプログラマ、12才で起業。18才でライター。日米のIT/ネットをあれこれ見つつ、生み伝えることを生業として今ここに。1990年代はソフト/ハード開発&マーケティング→週刊アスキーなどほとんど全てのIT関連媒体で雑誌ライターとして疾走後、シリコンバレーで証券情報サービスベンチャーの起業に参画。帰国後、ブログCMSやSNSの啓蒙。ネットエイジ等のベンチャーや大企業内のスタートアップなど多数のプロジェクトに関与。坂本龍一氏などが参加するプロジェクトのブログ立ち上げなどを主導。 Rick Smolanの24hours in CyberSpaceの数少ない日本人被写体として現MITメディアラボ所長 伊藤穣一氏らと出演している。現在、TechWaveをリボーン中。中長期プランニングやアドバイザリー活動で定評がある。(@宇都宮ー地方から全国、世界へを体現中)
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Editor In Chief at TechWave.jp
1990年代初頭から国内外のソフトからハードまで50以上のスタートアップ立ち上げを経験。平行して雑誌ライターとして疾走。シリコンバレーでガレージベンチャーに参画後は、ネットエイジを筆頭にスタートアップに多数関与。ブログやSNSの国内啓蒙、ソニーの社内イノベーション事業など関与。直近では通信キャリアのニュースポータルの立ち上げ期の編集デスクとして数億PV事業に育てた後、TechWaveにジョイン。世界最大のIT系メディアであるスペインの「Softonic」に参加後、2016年からTechWave第三章として新興メディアの開発を再スタート。国内最大規模のスタートアップ&B2Bイベント「アプリ博」のオーガナイザー。
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