無謀にも世界に挑む純国産RSSリーダー「UNREADZERO」を使え 【@maskin】

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[読了時間: 2分]

 米Googleがクラウド型RSSリーダー「Googleリーダー」の提供を終了するのは2013年7月1日。

 まだ代わりのRSSリーダーを選び切れてないのだとしたら、純国産の「UNREADZERO」を使ってみてはどうだろうか。

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 「UNREADZERO」は、ネットイヤーグループの新規事業開発子会社「ネットイヤーゼロ」が生んだ日本人スモールチームによる渾身のプロダクトだ。

 ターゲットは世界。世界中の開発者がGoogleリーダーに代わるサービスとなるべく躍起になっている乱戦の市場に飛び込みものの、「負けない」と開発リーダーの今井正明氏は強気だ。

 機能としては十分。Googleリーダーからのインポートも簡単。

 ウェブアプリでスマートフォンやタブレット、PCどこからでも快適に使用できる、当然デバイス毎の最適化も済んでいる。iPhoneではウェブアプリをネイティブアプリのように使用できる「iOS Web App」仕様に準拠するなどの対応も十分。

 何よりも簡単に快適に仕様できることを中心に考えられており、面倒な作業がとにかくないというのが強みともいえる。

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 iPhoneでしばらく使用してみると、あっけないほど簡単に慣れてしまうのだが、RSSリーダーアプリにありがちなちょっとしたふるまいが丁寧に処理されていて好感が持てる。

 PC版でもその軽快で簡便さは同じ。

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 しかし、なぜ、競争過多のRSSリーダー市場に、しかも世界の競合を相手に挑戦を挑んだのだろう。

 実は今井氏は、Googleリーダー終了の話が出る以前から「情報過多の海の乗りこなすようなプロダクトを作りたい」とヘビーユーザー1万人を対象に企画していたのだという。

 チーム編成は、クラウドワークスを通じて出あったCFlatの大野氏とのタッグ。

 東京ー浜松のリモートチームではあるが、作用なツールを使いこなしプロジェクトは着々と完成度をあげていった。

「二人とも世界に向けサービスを出したいという意欲がありましたが、場所に依存しないで世界レベルのプロダクトを開発している「米37Signals」の思想に共感し、息があっていたのが大きいと思います。

ですから、たった2人のチームでもプロダクトは世界に通用するものと思います」。

 「UNREADZERO」は、シンプルなRSSリーダーだが、ゆくゆくは、「ソーシャルRSSリーダー」を目指したい考え。フィードそものもを共有したりフォローすることで、情報を探すことにもイノベーションを起こそうとしている。





【関連URL】
・UNREADZERO – Totally new experience of consuming massive news feeds.
http://www.unreadzero.com/
・Google Reader、7月1日で終了へ 【増田 @maskin】
http://techwave.jp/archives/51783609.html
・Googleリーダー終了特需? 乗り換え先が48時間で50万人増 【増田 @maskin】
http://techwave.jp/archives/51784011.html
・[書評] 「小さなチーム、大きな仕事」 — 37シグナルズ成功の法則 (原題:ReWork)【増田(maskin)真樹】
http://techwave.jp/archives/51430235.html


蛇足:僕はこう思ったッス
当初UNREADZEROを紹介された時、シンプル過ぎて特徴をつかむのが難しいと感じた。自分自身がRSSリーダーを使用していないからそう思ったのだろう。しかし、使えば使うほど、洗練されたツールだということが理解できてドキドキしてきた。リモートのスモールチームだからこそ、世界という舞台をイメージしながらその創造性をプロダクトに注力できたように思う。より多くの人に触れてもらい、相応の評価が得られるようになればいいと思う。


著者プロフィール:TechWave 編集長・イマジニア 増田(maskin)真樹
変化し続ける高エネルギー生命体。8才でプログラマ、12才で起業。18才でライター。道具としてのIT/ネットを追求し、日米のIT/ネットをあれこれ見つつ、生み伝えることを生業として今ここに。1990年代はソフト/ハード開発&マーケティング→週刊アスキーなどほとんど全てのIT関連媒体で雑誌ライターとして疾走後、シリコンバレーで証券情報サービスベンチャーの起業に参画。帰国後、ブログCMSやSNSの啓蒙。ネットエイジ等のベンチャーや大企業内のスタートアップなど多数のプロジェクトに関与。坂本龍一氏などが参加するプロジェクトのブログ立ち上げなどを主導。 Rick Smolanの24hours in CyberSpaceの数少ない日本人被写体として現MITメディアラボ所長 伊藤穣一氏らと出演。活動タグは創出・スタートアップマーケティング・音楽・子ども・グローカル・共感 (現在、書籍「共感資本主義」「リーンスタートアップ」執筆中)。@宇都宮ー地方から全国、世界へを体現中。
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Editor In Chief at TechWave.jp
1990年代初頭からソフトからハードまで50以上のスタートアップ立ち上げを国内外で経験。平行して雑誌ライターとして疾走。シリコンバレーでガレージベンチャーに参画後は、国内でネットエイジを筆頭にスタートアップに多数関与。ブログやSNSの国内啓蒙、ソニーの社内イノベーション事業など関与。通信キャリアのニュースポータルの立ち上げ期の編集デスクとして数億PV事業に育てた後、TechWaveにジョイン。世界最大のグローバルIT系メディアであるスペインの「Softonic」の元日本編集長
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