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米Googleが2013年3月13日、RSSリーダーサービス「Google Reader」を7月1日に終了すると発表したことを受け、代替サービス各社が流出ユーザー獲得に躍起となっている。
北米では「Feedly」が移行手順ページを作成したところ、48時間でユーザーが50万人増加するなど特需が発生している状態。
ソーシャルニュースの老舗「digg」は新しいリーダーサービスの開発を表明、日本でもヤフー!が「My Yahoo!へカンタン引っ越ししよう! 」というページを公開した。
OPML形式に対応したサービスなら乗り換え可
こうした乗り換えサービスは制限があるかというとそうではなく、Google Readerが対応する「OPML」というデータ形式でインポートできるサービスならば、基本的に面倒な手間なく移行できる。もちろん、RSSのアドレスを一つずつ登録しなおして移行も可能。
例えば、「livedoor リーダー」 (http://reader.livedoor.com/)や「netvibes」(
http://www.netvibes.com/ja-jp)なら筆者自身も移行実績がある。
今後、さらに多くのRSSリーダーアプリが、Google Readerからの流出ユーザー獲得に動く様相だ。一方で、RSSは不要という議論も発生しているようで、今後、どのような方向に動くか目が離せなくなりそうだ。
【関連URL】
・Google Reader、7月1日で終了へ 【増田 @maskin】
http://techwave.jp/archives/51783609.html
・リクルートも参入、 新興ニュースアグリゲーターを使い始めよう! 【増田 @maskin】
http://techwave.jp/archives/51783299.html
僕自身はGoogleから代替サービスが出るだろうと考えているが、乗り換えのスピードは予想を越えている印象。RSSがいいか悪いかは別として、情報がコンポーネント化されることは流通のしやすさを促進する上で重要だと思う。ただ、拙著でも伝えている通り、収集の仕方は多様になっているので、ポーリング方式ではないソーシャルリーダーの方が時代にフィットしているように思える。
変化し続ける高エネルギー生命体。8才でプログラマ、12才で起業。18才でライター。道具としてのIT/ネットを追求し、日米のIT/ネットをあれこれ見つつ、生み伝えることを生業として今ここに。1990年代はソフト/ハード開発&マーケティング→週刊アスキーなど多数のIT関連媒体で雑誌ライターとして疾走後、シリコンバレーで証券情報サービスベンチャーの起業に参画。帰国後、ネットエイジ等で複数のスタートアップに関与。関心空間、@cosme、ニフティやソニーなどのブログ&SNS国内展開に広く関与。坂本龍一氏などが参加するプロジェクトのブログ立ち上げなどを主導。 Rick Smolanの24hours in CyberSpaceの数少ない日本人被写体として現MITメディアラボ所長 伊藤穣一氏らと出演。活動タグは創出・スタートアップ・マーケティング・音楽・子ども・グローカル・共感 (現在、書籍「共感資本主義」「リーンスタートアップ」執筆中)。@宇都宮ー地方から全国、世界へを体現中。