プロジェクター型「Xperia Touch」が掘り起こした意外なニーズ

SONY

16万円(税込み)と高額ながらも画期的な商品として評価されているソニーのプロジェクター型Android端末「Xperia Touch」(参考「プロジェクター型Android端末 「Xperia Touch」は大ヒットになる可能性も])。

投影できる平面さえあれば、テーブルでも壁でもどんな場所でもタッチディスプレイになってしまうため、これまで考えもしなかったような利用ニーズを発掘するきっかけを生んでいるようです。例えば、通販サイト「LOHACO」は、音声で商品検索から注文までできる「Xpria Touch」専用のアプリを公開しました。

音声で商品検索

Xperia Touchに向かって「Hi Xperia(ハイ エクスペリア)」と呼びかけたあと、「○○が欲しい、買いたい」と話しかけると、LOHACOアプリが自動的に起動し商品検索を検索する仕組みです。

検索結果からさらに絞り込むことも可能です。

そのまま購入にまで至ることが可能です。

大スクリーンとタッチだからこそできる購入体験

単純な仕組みですが、これがAIスピーカーとなるとそうはいきません。音声だけのインタラクションで購入完了まで至るのは考えにくいからです。

また、タッチ可能なプロジェクターだからこそできるのが、家族との共同購入体験です。あれこれ商品を選んで、カートを眺めながら「これは買う、これは今はいらない」とウィンドウショッピングのようにECを利用することができます。タブレット端末でも似たようなことはできますが、プロジェクターの大画面なら大勢で体験することが可能です。

これが動画ストリーミング型ECとなるとさらに効果を発揮しそうです。大画面で商品がアピールされたら、ついつい購入ボタンをタッチしてしまうかもしれません。

【関連URL】
・LOHACO by ASKUL
https://lohaco.jp
・「Xperia™ Touch」専用のLOHACOアプリ誕生
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000020.000021550.html
・プロジェクター型Android端末 「Xperia Touch」は大ヒットになる可能性も
http://techwave.jp/archives/sony-unveil-xperia-touch-projector.html

蛇足:僕はこう思ったッス
maskin-bit-2016 タッチ可能なプロジェクタースクリーンは、未知の領域といってもいい。ディスプレイとも違う、タブレットとも違う、机がテーブルが操作可能パネルになるというわけで、実はコンピューティングそのものの定義(?)が置き換えられるだけの可能性を秘めている。金額的に一気に普及する感じにはならないと思うのだけど、EC利用体験としてどれだけの成果がでるのか注目したい。

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Editor In Chief at TechWave.jp
1990年代初頭からソフトからハードまで50以上のスタートアップ立ち上げを国内外で経験。平行して雑誌ライターとして疾走。シリコンバレーでガレージベンチャーに参画後は、国内でネットエイジを筆頭にスタートアップに多数関与。ブログやSNSの国内啓蒙、ソニーの社内イノベーション事業など関与。通信キャリアのニュースポータルの立ち上げ期の編集デスクとして数億PV事業に育てた後、TechWaveにジョイン。世界最大のグローバルIT系メディアであるスペインの「Softonic」の元日本編集長
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