これまで、雑誌や新聞のiPadアプリの広告枠完売から、実際のアプリの使用感までTechWaveで記事にしてきました。でも実際のところ、メディア系のiPadアプリってどれくらい売れてるの?ということでちょっと調べてみました。まずiPadアプリ全体の話からすると、先週末のiPad発売から4月7日までの1週間未満で、いま現在iPadアプリとしてのみ販売されているアプリ数は2,385点。(Distimo調査)アプリのカテゴリとしてはゲーム(833)が断トツで多く、全iPadアプリの35%を占めるそう。次いで多いカテゴリが、エンタテーメント(260)と教育関連(205)です。
アーカイブ 4月 2010
雑誌ソトコトの表紙にシー・シェパード創設者を起用した件。前編記事「ソトコトに聞く(1/2)「シー・シェパードへの取材」とTwitter展開について」には、非常に大きな反響をいただいた。
(以下、Twitter経由でこの記事によせられた反響を確認することができる)
http://bit.ly/info/cJ04WC#conversations_data
このような問題を紙のメディアで提起し、リアルタイムウェブというメディアで受け止めより深い議論を生むという新しいメディアのありかたへの期待に多くの人が共感してくれた。
しかし、この記事でお伝えしたいのは、「既成メディア」→「リアルタイムウェブ」という構図があるというだけの話ではない。もう一つの課題に、「なぜ、シー・シェパードだったのか」という点がある。
ソトコトが環境をメイントピックにした雑誌だからという以上の理由がそこにはあるんじゃないか。だからこそリアルタイムメディア=世論は動いたのではないか。そんな疑問から副編集長 指出一正氏に話を聞いた。
[もっと読む…] about シー・シェパード問題でソトコトに聞く(2/2) 副編集長・指出一正氏 インタビュー 【増田(maskin)真樹】
今回のiPhone OS 4.0の発表ではマルチタスキング機能の追加など、ユーザー向けの発表に注目が集まった。Appleもユーザー向けにフォーカスした発表をしていたわけだが、実は発表の陰にAppleの重大な意図が隠されている。パソコン上ではGoogleに覇権を握られたが、ユーザーのネット利用はモバイル機器に移行しようとしている。新しく幕が開くモバイルコンピューティングの時代に、AppleはGoogleから覇権を奪取しようとしているのだ。その最初の一歩が、今回発表されたモバイル広告プラットフォームのiAdと、ソーシャルゲームの「ゲームセンター」機能だ。あまり注目されないこの2つの発表こそが、IT業界にとっても最も重要な発表だといえる。
AppleのiPadがものすごい勢いで売れている。米国で4月3日に発売になったばかりなのに販売台数がもう45万台を突破したようだ。Appleのスティーブ・ジョブズがこの数字を明らかにしたようで、その場にいた人たちがブログやTwitterでこの数字を一斉に報じている。
現在AppStoreには18万5000タイトルのアプリが登録されているが、そのうちiPad専用アプリは既に3500タイトルもあるという。またiPad発売後まだ1週間も立っていないのに、iPad専用アプリは既に350万回もダウンロードされたという。(情報:米MobileBeat)
AppleはさらにiPadを進化させようとしているらしく、DigiTimesによると、5インチから7インチという小型のiPadも準備しているという。DigiTimesが部品メーカーからの情報を総合したところによると、現行のiPadよりも持ち運びに便利で、テキスト入力よりもウェブサーフィンや電子書籍端末としての用途を重視したデバイスになるもよう。発売は2011年の第1四半期になる見通しという。
Appleが発表したiPhoneの最新OSの目玉は、なんといってもマルチタスキング。2つ以上のアプリを同時に動かすことができると、インターネットラジオのアプリで音楽を聞きながらメールをチェックする、なんてこともできるようになるのだろう。多くのiPhoneユーザーが、このマルチタスキングを希望していたわけだが、OSをバージョンアップすることでこのマルチタスキングを利用できるようになるのはiPhone 3GSと呼ばれる最新のiPhoneと最新のiPod Touchだけ。なんと日本で最初に発売されたiPhone、いわゆるiPhone 3GではOSをバージョンアップしてもマルチタスキングを利用できないのだという。
これはiPhone 3Gユーザーにとっては相当ショックな話だ。
待ちに待ったアップルのiPhone OS 4.0のイベントが開催されました。日本時間の午前2時からリアルタイムで見ていましたが、もう新機能が続々でてきてスゴイ!ユーザへの提供は2010年夏を予定しており、iPhone 3GSおよび第三世代iPod touchに対応するそう。
今回のキーノートで発表された内容を一覧してみました。一通り目を通してみる価値があると思います。注目されている“iAd”(ページ内リンク)についても発表がありましたよ。ウェブのグーグル VS. アプリのアップルの始まり始まり。
[もっと読む…] about iPhone OS 4.0の新機能を一覧で。モバイル広告の”iAd”の詳細も明らかに【三橋ゆか里】
【追記】ほかの日本人に聞いたら「gmail使えたよー」とのこと。あれーどうしてだろう。あとでちょっと調べてみます。
【追記2】複数の人から「gmail使えるけど、ものすごく遅い」という話を聞きました。僕は相変わらずgmailにつながりません。Twitterはもともと使えないそうです。
4月9日、10日と北京で開催される中国ソーシャルゲーム・サミット取材のため、本日北京入りしました。
中国はSNSのオープン化が日本に比べて早かったせいか、ソーシャルゲーム市場の立ち上がりが日本より早く、有力な企業が既に多く登場しているようです。
日本でもソーシャルゲーム市場は急成長を続けているようで、今最もホットな領域になっています。
中国のソーシャルゲームのプレーヤーはどこまで進んでいるのか、世界の中でどのような位置をしめようとしているのか、などに焦点を当てて取材したいと思っています。
▼ほんとにGoogleが使えない
▼ほんとにgmailが使えない
先月末、雑誌や新聞のiPadアプリの広告枠が、iPad発売前に既に完売しているという内容の記事を書きました。新たにわかった情報で、ニューヨークタイムズのiPadアプリにはチェース銀行がスポンサーにつき、その3-6ヶ月の独占契約の金額は100万ドルだそうです。その他、”The Wall Street Journal(ウォール・ストリート・ジャーナル)”のiPadアプリは、4ヶ月間の広告パッケージが40万ドルで販売されるなど、出版社・広告主ともにiPadへの期待を感じさせる内容でした。実際にこれらのiPadアプリが世にお披露目された今、その使い勝手、また広告はどのようになっているのか気になるところ。そこで、新聞のiPadアプリを中心にまとめてみました。
チェックインを使った位置情報サービスの問題点は、チェックインが完全にユーザ申告型であること。実際にお店にいなくても、そこから遠くない場所にいればチェックインすることができてしまう。ズルができちゃうことはユーザにとっては悪くない話だけれど、お金を出してキャンペーンを打つ広告主などにとっては悩みの種。ということで、”Foursquare”がチェックインしたユーザが、実際にその場所にいない場合、ポイント、バッチやメイヤーなどの付与をしない方針”cheater code”を発表しました。
どこで何をしていようと、チェックインはしたいだけしていい。でもチェックインした場所にいない場合は特典を得ることができません。これをFoursquareがどう実現しているかというと、モバイルのGPSの場所を拾っているんだそう。GPSがない携帯に関しては別の方法がとられているみたい。仮に渋谷マークシティのスターバックスにチェックインしても、ユーザのGPSがそのスタバの位置と異なっていると、”cheater code”が適用されて、ポイントなどの付与は行われない仕組み。
今月の雑誌「ソトコト」に度肝を抜かれた人は多いのではないだろうか。なんと表紙は“シー・シェパード”の代表ポール・ワトソンだ。
ご存知の通り、シー・シェパードは暴力行為で日本船を困らせ続けてきた環境保護団体だ。連日のように日本のメディアに“危ない団体”と報道されてきた、その創設者の写真が、ファッション誌のように首都圏電車の中吊り広告や新聞広告として公の場に現れたとなれば、怒りや驚き、複雑な気持ちを隠せなかった人もいて当然だろう。
実際、編集部も発売初日だった4月6日、攻撃を受けた日本船の家族から抗議の電話が入るなど、ただ事ではなかったようだ。偶然にもその号(No.131)からソトコトは初めてTwitterによる読者連動企画をスタートしており、そこでの反響もすさまじい勢いがあった。
大半がバッシング…当然かもしれない。しかし、時折入る記事を読んだ読者からのコメントには、意外な言葉があった。
[もっと読む…] about ソトコトに聞く(1/2)「シー・シェパードへの取材」とTwitter展開について 【増田(maskin)真樹】