生まれは1988年。現在23歳で学習院大学4年生の米重克洋氏が代表取締役社長 兼 CEOを勤めるJX通信社は12月20日、新感覚の情報プラットフォーム「Vingow」のベータリリースを行った。サイトでメールアドレスを登録した先着1万名を対象としたもので、Amazon KindeFireやiTunesカードが当たるキャンペーンを行っている。
アーカイブ 12月 2011
ソーシャル音楽視聴サービス「Beatrobo」が12月20日にリリースされ、当日のソーシャルメディアにはまさに旋風が吹き荒れるような状態になっていた。Facebookページは1日で10000以上の “いいね!” がクリックされ、ユーザー数も公開初日で数万規模にまで増加したとみられている。
TurnTableという先行者やPicotube.tvなどの派生サービスはあるものの、利用者目線でチューニングして独自の世界観を出しつつ、世界で普及されるレベルに仕上げた点に評価が集まっている。
[もっと読む…] about 「Beatrobo」衝撃のリリースから一夜明け…CEOファウンダー浅枝大志氏インタビュー 【増田(@maskin)真樹】
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ブラウザFirefoxを開発するMozillaは、Firefoxの公式検索エンジンにGoogle検索を今後3年間に渡り使用することに関し、Googleとの間で新たな合意に達したと発表した。新しい合意に基づきGoogleがMozillaに支払うことになる金額は非公開だが、Mozillaは公式ブログで「意味のある合意」と表現している。
Google情報専門の米ブログメディア9to5Googleによると、Googleからの支払いはMozillaにとって最大の資金源で、2010年は1億2300万ドルの売り上げの84%を占めているという。今回の発表を受けて同ブログメディアは「FirefoxをつまずかせるためにGoogleが契約更新しないのではないかという憶測に終止符を打った。そうした動きは常に可能性があるものの、長期的には独禁法の観点からGoogleにとって得策ではないだろう」としている。
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松村大貴
(@d_ringo)
TechWave読者のみなさま初めまして、松村大貴と申します。
Facebookやカーシェア、ルームシェアが一般化してきたのに伴って、今年は「シェア」を特集にした雑誌を見かけることが多くなったように思えます。そんな「シェア」、いくつもの種類があって少し複雑に感じたので、整理して分類し、スライドにまとめてみました。
要点をまとめると
・シェアは消費の新しいカタチ、というわけではない。
・これまでに無いシェアを実現すれば、大きなことが成し遂げられる。
の2点です。
それでは、どうぞ。
以下、スライドへの補足です。
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年の瀬。2012年がどんな年になるのかといえば、日本および先進国でスマートフォンが携帯電話の主流になる年だと思う。そして3ー5年後には途上国を含む世界中でスマートフォンがかなり普及していることだろう。
「すべてのデスク上にパソコンを」というのは米Microsoftの長年のモットーだったが、ここにきてその目標は既に達成されたと言ってもいいだろう。しかしパソコンがすべての消費者に行き届いたわけではないし、今後も行き届くことはない。代わりにスマートフォンが、世界中の消費者の手に届くわけである。数年前のパソコン以上の処理能力を持つスマートフォンというコンピューティングデバイスが、世界中に広がったときに、世界はどのように変化するのだろうか。その大変化が3年後に控えているわけである。
残念ながらその大変化の最先端を、先進国では見ることはできない。なぜなら先進国には既得権益者が存在し、過去の技術をベースにした法律が存在するからだ。
コンピューターは、われわれの身の周りのものをすべて変えていく。コンピューターの波に飲み込まれない業界など存在しない。その波が押し寄せるたびに、既得権益者はその波を押し戻そうとするし、そのために既存の法律を振りかざす。音楽業界しかり、メディア業界しかり。新しい技術をベースにした新しいサービスが登場しようとしても、著作権法、放送法、通信法、金融法などの法律の中でがんじがらめになって動けないのが、先進国の宿命である。
途上国では、著作権法も放送法も通信法も金融法も関係がない。新しい技術の可能性だけをベースに新しいサービスが構築され、法律はあとからついてくる形だ。先進国に存在しないようなモバイル決済や、P2P送金などのサービスがアフリカやインドなどの途上国で急速に普及しつつあるのは、途上国にはそうしたサービスを規制する法体系がまだ存在しないからだといわれている。(関連記事:モバイルサービス市場は途上国がけん引=ラクダに乗ってP2P送金?【湯川】)
新しいコンピューティングのパラダイムは、先進国ではなく途上国から始まるのである。そのパラダイムの核になるのが、巨大な市場と最先端の技術を持つインドになると見られている。先日のムーンライトウェイヴ株式会社の望月奈津子さんの寄稿「人口大爆発 ITの最先端は米中からインドへ」にあるように、中国の次にはインドがITの震源地になるのは間違いないだろう。10年後にはインドの次にアフリカが震源地になるという説もあるが、インドはそのアフリカにおいても影響力を持ち始めているようだ。
少子高齢化で急速に縮小する日本市場だけ見ていても展望は開けないし、米シリコンバレーで戦うといっても容易ではない。3年後に世界のITをけん引するといわれる途上国、中でもインドを視察しておくことは、今後の戦略を決める上で大きな意味を持つのではないかと思う。
仲間と同じ音楽を楽しむことができるクラブ系ソーシャルアプリといえば「TurnTable (日本からのアクセス不可になっている)」が有名だが、それを凌駕する完成度の「Beatrobo」が12月20日に登場した。
Facebookアカウントでログインすると、自分の化身となるロボットを介して友人と好きな音楽を紹介しあうことができる。TurnTableのように同時にその場にいなくても楽しむことが可能で、いつでも “友人との部屋聴き” を楽しめるようになっている。
[もっと読む…] about 友人と同じ部屋にいるように音楽を楽しめる「Beatrobo」が最高の完成度でローンチしたよ 【増田(@maskin)真樹】
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プロフェッショナルコネクターと名乗る人物がいる。元IBM Venture Capital Group パートナー日本代表で、勝屋久事務所代表の勝屋久さんだ。人と人とをつなげるプロだという。
そんなことが仕事になるのだろうか。生活できるだけの所得を得ることができるのだろうか。
勝屋さんは言う。「この人とこの人がつながればおもしろいというインスピレーションが湧くんです」。そして実際にそういう人達をつながると、ものすごい効果が生まれる。つながった人からは感謝され、勝屋さん自身も楽しい。このおもしろい、楽しいを繰り返してきただけ、と勝屋さんは言う。
勝屋さんに感謝する人たちは、勝屋さんにいろいろな仕事を依頼している。会社の顧問や大学の講師、アドバイザー、講演、イベント審査員など。確かに人と人とをつなげることで、勝屋さんは自分自身と家族の生活を支えることができている。
「今は、インターネットやソーシャルメディアのおかげでオモロい人やオモロいテーマ設定に、人やお金などのリソースがふんだんに集まる時代。友人の高須賀宣さん(サイボウズ創業者)から学んだ事ですが、本当にそうだと思います」と勝屋さんは言う。
おもしろいテーマ設定に、人や資金が集まる時代になったことは理解できる。米Kickstarterがその好例だ。kickstarterのサイト上でプロジェクトの概要とそのプロジェクトにかける思い、必要な資金などを記入すると、そのプロジェクトを成功させたいと思う人たちから資金が集まる仕組みになっている。kickstarterのサイトを見れば、ミュージカルから環境保護プロジェクトまで、資金を必要とするありとあらゆるプロジェクトが名乗りをあげていて、実際に資金も集まっているようだ。日本でもCAMPFIREというサイトで同様に資金を集めることが可能だ。(関連記事:CAMPFIREのプロジェクトが大成功! オープン前にファンを創ったコワーキングスペース「Co-ba」の”ソーシャル”な志向【本田】、アーティストの活躍の場を創出する「getstage」、CAMPFIREと共に表現者支援へ 【増田(@maskin)真樹】)
でもオモロい人に、人や金は集まるのだろうか?オモロいというだけで、勝屋さんのように好きなことをして、生活できるようになれるのだろうか。
確かにインターネットやソーシャルメディアのおかげで人とつながったり、つながった人との関係を維持するのが容易になった。一昔前のように毎晩飲み歩かなくても、知人、友人を数多く持てるようになったのは、確かにソーシャルメディアのおかげだと思う。
だからと言って、その人間関係によって生活が支えられるほどには、なかなかなれるものではない。
いやなれる、と勝屋さんは言う。
どのようにすればなれるんだろうか。
「高生命エネルギー体になるんです!」キリッ(勝屋さん)
ITの素晴らしさを最も深く体感するにはどうしたらいいだろう? それは、多様なサイトやアプリを眺めたり使ってみるのも一つの手だが、自らがプログラミングするようになることで、その可能性や素晴らしさをより深く理解できるようになる。虎穴に入らずんば虎子を得ずである。
TechWaveでは「全国民総プログラマー化計画」を掲げ、初心者向けのプログラミング体験学習イベント「波音を聞きながら3時間でJavaScriptゲームを開発してしまう会 in 江ノ島」「ゆけゆけDKP(ドジッ子プログラマー)女子会 第1期 〜レッツビギン♪ Titaniumを手玉にとって世界を変えるその日まで♪」を実施していきた。
IT業界で活動する上で参加者にとって、その世界観を前進させる一役を担ったのは事実だが、基礎的な部分を理解してもらい、継続的にプログラミングの世界に片足を入れてもらい続けるのには多大な労力が発生するのも事実。
そこでオススメしたいのが「ドットインストール」である。3分という短い動画でプログラミングの手順を学ぶ無料のサイトで、容易にゲーム開発ができる「enchant.jsの基礎」や「HTML5で作る「シンプルメモ帳」」といった面倒な開発環境の構築が不要なものから、PHPやJavaScriptといった言語の基礎から応用までが10-20本程度の3分動画で開設されているのだ。しかも、動画は、絶妙なトークで定評のある百式管理人の田口元氏が担当。同氏はドットインストールを立ち上げた張本人なのだ。
[もっと読む…] about 3分動画で理解するプログラミング言語学習サイト「ドットインストール」を百式田口さんが立ち上げた理由 【増田(@maskin)真樹】#dotinstall
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鈴木まなみ
(@rin2tree)
以前、自分のブログで位置情報サービスについてまとめたが、今年ももうすぐ終わるので、自分が気になっている新しいカテゴリを追加し、改めて以下9つのカテゴリにまとめなおしてみた。
- ライフログ系
- コミュニケーション系
- ゲーム系
- Q&A系
- プレゼント系
- Proximity系
- ジオフェンシング系
- セレンディピティ系
- 時間軸系
個人的には、時間軸(未来、現在、過去)とシェア範囲(自分、友達、知らない人)の2軸が大切な気がしている。そしてそれを9セルにしてみる。軸を変えて考えると新しいサービスを思いつかないだろうか。
- ライフログ系→自分、友達、現在、過去
- コミュ二ケーション系→友達との現在過去シェア
- ゲーム→自分の現在過去
- Q&A→基本は未来への質問?localmindが現在を入れてきた。
- プレゼント→友達への将来の贈り物
- Proximity→いまここにいる知らない人
- ジオフェンシング→今ここ!
- セレンディピティ→今と未来と友達や知らない人に教えてもらい、良いものは自分のログとして保存
- 時間軸→今の時間限定シェア、未来の共有
さて、各カテゴリに関して解説していこうと思う。
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世界の市場を見据えサービスを創出し着実に成長する。ITスタートアップ=(起業家および新規事業担当者)を育成する本格的短期集中講座、TechWave VANGUARDの「スタートアップスクール 2012年第一期」がいよいよスタートします。
生徒は限定18名。第一期(2012年1-3月)の校長は「ザッポス伝説」(翻訳)など多数の著書などで知られる本荘修二氏。ゲスト講師にPan Asian Partners 椿 高明 氏(グローバル・マーケット概論)、八戸大学・八戸短期大学総合研究所 所長 教授 大谷真樹 氏(サバイバル&エグジット)、そして「起業のファイナンス」の著者 磯崎哲也氏を迎え、世界を舞台に事業をスタートアップするための基礎として知識や技術、考え方を学ぶ短期集中型プログラムです。
[もっと読む…] about MBAレベルの起業家養成講座 「Vanduardスタートアップスクール 2012年第一期」 募集開始【増田(@maskin)真樹】