映画「ドラえもん」の中でしばしば登場する翻訳用ひみつ道具「ほんやくコンニャク」。異なる言語を操る人と会話ができるようになる夢の道具なのはご存知の通り。それを実現するデバイス「ili(イリー)」の実証実験が2017年3月13日、東京メトロ(東京地下鉄)の銀座駅 旅客案内所で行われました。
[もっと読む…] about リアルほんやくコンニャクは使えるか? 東京メトロで音声翻訳デバイス「ili(イリー)」実証実験
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映画「ドラえもん」の中でしばしば登場する翻訳用ひみつ道具「ほんやくコンニャク」。異なる言語を操る人と会話ができるようになる夢の道具なのはご存知の通り。それを実現するデバイス「ili(イリー)」の実証実験が2017年3月13日、東京メトロ(東京地下鉄)の銀座駅 旅客案内所で行われました。
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自動運転はもはや夢の技術ではありません。今後一般社会に浸透すべく着々と準備が進められている状態です。しかしながら、全ての自動車が自動運転可能となるのはいつのことでしょうか? 自動運転対応自動車への買い替えを待っていたら完全普及がいつになるのか予想すらできません。
ところが、先進運転支援システム(ADAS=advanced driver assistance system)の技術リーダーであるイスラエル「MobileEye」が開発するデバイスはスタンドアロン型、つまり単体の機器としていま使っている自動車に装着できるもなのです。チップを搭載し、カメラの映像を通じて車の周囲にある人や物体を認識し、安全を守るための回避行動などを行うというもの。いわば自動運転のために作られた専用のコンピュータといったところです。
この「MobileEye」を、米Intelが買収することが2017年3月13日に発表されました。総額は株式価値としては153億ドル、日本円で約1.75兆円。イスラエルのテックシーンにおける買収額としては過去最高となります。
[もっと読む…] about Intelが後付け搭載可能の自動運転システムに参入、MobileEyeをイスラエルスタートアップシーン最高額1.75兆円で買収し自動運転部門を統合 @maskin
ディー・エヌ・エー(以下DeNA)は、キュレーションサイトと呼ばれる一連のウェブサイト運営に問題が発生したことを受け昨年12月に設立された第三者委員会による調査の結果を3月11日に受理したと発表しました。
それに伴い役員の処分が発表されており、一連のキュレーションサイトを統括していた執行役員メディア統括部長兼Palette事業推進統括部長村田マリ氏に対する処分が行われたと説明されています。
[もっと読む…] about DeNA、キュレーション事業統括 村田マリ氏を処分 南場智子氏が追加代表就任
「世界のデザイナーの95%は、世界の10%を占めるにすぎない最も豊かな顧客向けの製品とサービスの開発に全力を注いでいる」
これは「世界を変えるデザイン(英治出版 2009年)」(原題はdesign for the other 90%)という書籍の冒頭で語られた言葉です。
一方で、電力さえ自由に使えない国や地域が存在します。私たちの住む日本にあふれるアイディアや技術を少しでも彼らに提供することでどれだけ多くの人が助かるのでしょう。限られた領域にフォーカスし過ぎるあまり、私たちは大切なことを見失ってしまっているのではないか。それは社会的意義などだけに限らず、ビジネスの機会としても大きなものを逃している可能性があります。
[もっと読む…] about 残り90%の人々のためのデザイン、折り紙のように灯るランタンが世界を変える可能性について @maskin
Twitter創業者Biz Stone氏が2013年に公開した人力検索サービス「Jelly」。が、米Piterestに買収されました。Biz Stone氏はPinterestの投資家でもあります。
[もっと読む…] about Twitter創業者が作った人力検索「Jelly」をPinterestが買収 ビジュアルサーチエンジンを目指す可能性 @maskin
ウェブサイトなどでIDとパスワードでログインする際、読みにくい文字を判別したり、チェックボックスを選択したことがあるのではないでしょうか?
これらはネット犯罪者による不正行為を回避するものではありますが、時にはとても面倒と思うこともあります。
米Googleが新たに公開した技術は、こうした不便さを解消しつつ、セキュリティレベルを向上してくれるものだということです。
[もっと読む…] about 遂にパスワード入力時に数字や写真を選択しなくてもよくなった、透明なreCAPTCHAをGoogleが提供開始 @maskin
Happy Chewbacca(ハッピー・チューバッカ)動画をご存知だろうか。まだの方はぜひこの動画を見て欲しい。*Chewbacca=スターウォーズに登場するキャラクター
Facebook発で1億6600万再生を記録した、米国では知らない人はいない最近の勝ちパターン動画である。Chewbacca Mask Ladyと言われるこの女性はYoutuberでもタレントでもなんでもなく、テキサスに住むごくごく普通の専業主婦。とある日、自分へのご褒美として、Chewbaccaマスクを購入。それが嬉しくてたまらなくて、子供を迎えにいく間の10分間で、早速装着してはしゃぐ姿をセルフィーしてFacebookにアップした。それがまさかの全米中で大ヒット。この動画を見る人は必ず腹を抱えて大爆笑し、「ありのままでHappyを表現するって素晴らしい!Wow!」といった様子でまたたくまに再生数が伸びた。
正直、日本人からするとそこまで笑えるのかよくわからない部分もあるのだが、ともかく物凄い再生数を叩き続けているのだ。さらに付け加えたいのが、仮にこれが「子供へのプレゼント」文脈であれば、感動的な余韻を残してさらに共感を呼びそうなところ、あくまでも彼女がマスクを買ったのは自分のためである点。それにもかかわらず、あまりにも幸せそうなので、スターウォーズ本家俳優も声明を出し、様々なパロディ動画が作られ、投稿した女性本人もTV番組に引っ張りだこと、大変な大事になっている。
結果、Chewbaccaマスクは完売。販売元のKohlは大喜びして、彼女に$2,500の商品券をプレゼント。ただし、アフィリエイト機能はついていないので彼女にはFacebook自体からは何のインセンティブも入っていない。なお、経済的なインパクトについてはこちらの記事に詳しい。
Why ‘Chewbacca Mask Mom’ Is The Most Famous Haul Video To Date
https://www.forbes.com/sites/fruzsinaeordogh/2016/05/23/why-chewbacca-mask-mom-is-the-most-famous-haul-video-to-date/#40a3e3215740
先日、Wall Street Journalに、Facebook Liveに関する批判的な記事があげられた。広告収益モデルにも関わらず、Liveに関しては視聴情報がブラックボックス化している点が、媒体としての不信感をもたらしている。また、誰でも自由に簡単に動画を載せられることから、倫理問題への懸念も強く指摘される、という内容だ。
Facebook, Rushing Into Live Video, Wasn’t Ready for Its Dark Side
https://www.wsj.com/articles/in-rush-to-live-video-facebook-moved-fast-and-broke-things-1488821247
対して、デジタルフューチャリストのBrad Berens氏は、さらに付け加える。先のHappy Chewbaccaのヒットについて明るい話が多々されているが、これもあくまでも例外中の例外である、と。彼女が特段幸せそうでつい笑ってしまっただけで、手法に特に再現性があるものでもない。ましてYoutubeのように、一個人に対して報酬が入った訳でもなく、Facebook Liveが今後そのようなプラットホームになる可能性も考えにくい。
Liveの醍醐味とは、今リアルタイムで起きている状況を、一喜一憂しながらハラハラ見つめることである。人々の集中力を最も稼げるもの、つまりマネタイズ可能性があるのは、Eventness(=イベント性)であり、Live終了後のシェア動画ではないのだ。ポリフォニー論で有名な20世紀ソ連を生きた思想家ミハイル・バフチンの思想を借りて表現するならば、Liveが終わった時点でそれはただの録画で、過去である。
現に、人々がいかにEventnessに熱狂するか、昨今のSnapchatの飛ぶ鳥を落とす勢いをみれば明らかだろう。
そして、新しいインフラが整えば、従来の定説が崩れ、新たな価値が生じる。そのスピードはテクノロジーの変化により更に早まり、気づいた頃には、それまでの常識は過去の遺物となってしまう。それを我々はイノベーションと呼ぶが、最初はなんとも気持ち悪い存在なのだ。
Facebookプラットホーム上のLiveに、Live本来の役割が担えるとは考え難い。今後のFacebook Liveの方向性について、注目し続けたい。
[Special Thanks to Mr.Brad Berens]
音楽視聴にストリーミングというビッグウェーブが到来したことにより、人々のミュージックライフに変化がもたらされたのは間違いないでしょう。今や誰もが同じテレビ番組を見て、有線放送で流れるヒットチャートを聴く時代から、よりパーソナルなものへと変容しているのは確実といえます。音楽体験はスマートフォン・アプリを軸に、新たなステージへと向かおうとしているのかもしれません。
そんな新たな潮流を予見させる動きが世界トップ5に入るミュージックアプリ「Spotify」と「Shazam」に起こりました。まず、ラジオやテレビ、街角で流れている楽曲をスキャンしてその楽曲を検出する「Shazam」についてです。彼らは2015年からARのプロモーションプラットフォームとして音楽以外のものをカメラスキャンする機能を拡充させています
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もっとも世界に近いエリアといっても過言ではないかもしれません。国内外から訪れるインバウンド観光客に人気の京都ですが、京都から世界という舞台に直接出て行く風潮があるという声も耳にします。
例えば、Darma Tech Labs(ダルマテックラボ)はIoT領域のシード・アーリーステージのVCファンド運営兼アクセラレーター事業を展開しており、国内外のパートナーと京都を軸としたIoTプロダクトの創出を支援しています、。
そんな同社が設立したファンド「MBC Shisaku 1号投資事業有限責任組合」に2017年3月5日、京都銀行が出資することが決まったと発表されました。
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TechWaveは2013年から一般の人を対象とした啓蒙プロジェクト「国民総プログラマー化計画」を粛々と展開しています。主な活動はペーパープロトタイピングキットを使って、一般の人にスマホアプリの企画を考えてもらうというワークショップです(紙の上で「スマホアプリを考えよう!」 国民総プログラマー化計画 vol.1【増田 @maskin】)。
去る2017年3月5日、京都府にあるけいはんなプラザで開催されたイベント「サイエンス・ワークショップ in けいはんな」で、日本マイクロソフトさんが来場者を対象にペーパープロトタイピングキット(PDF)を使ってワークショップを行なってくれました。
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