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米広告関連情報サイトのAdAgeは、Marketer of the DecadeにAppleを選んだ。Decadeとは10年という意味。過去10年のマーケッターとしての最高の栄誉をAppleに与えたわけだ。
米Mashableも、Appleの印象に残る広告キャンペーンとして次の3つを挙げ、「Appleにマーケティング力がないとはだれも言えないだろう」としている。
* iPod silhouette print and television ads (circa 2004)
* “Get a Mac” campaign with John Hodgeman and Justin Long (circa 2006)
* “There’s an app for that” (circa 2008)
iPhone4の試作品がバーで発見されるという騒動があったときも、「あれはマーケティングの一環。わざとバーに置いてきたんんだ」と主張する人がいた。
だけど、本当にそうかなあ。Appleってそんな小細工するかなあ。ただただいい製品を作ろうとしているだけの会社だと思うんだけど。(関連記事:次期iPhone試作品をギズモードが入手=シリコンバレーは大騒ぎ【湯川】 : TechWave、信念をもってFlashを排除=ジョブズ語録@D8【湯川】 : TechWave)
マーケティング的なことで、1つ彼らが心がけていることがあるとすれば、サプライズ。発表会で世間をあっと言わせるために、それまでは情報が漏れないように細心の注意を払っている。
それとカッコよさにこだわっている。小売店舗でもね。
それぐらいじゃないかなあ。それ以外でほかの企業との違いってそんなにないように思うんだけど。Appleはマーケティングの賞を取るようなマーケティング重視の会社だとは思わないんだけど。