Evernoteと連携する格安ボイスレコーダー「VoiceGate」（ボイスゲート）【増田(@maskin)真樹】

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maskin

Editor In Chief at TechWave.jp

1990年代初頭から記者としてまた起業家としてITスタートアップ業界のハードウェアからソフトウェアの事業創出に関わる。シリコンバレーやEU等でのスタートアップを経験。日本ではネットエイジ等に所属、大手企業の新規事業創出に協力。ブログやSNS、LINEなどの誕生から普及成長までを最前線で見てきた生き字引として注目される。通信キャリアのニュースポータルの創業デスクとして数億PV事業に。世界最大IT系メディア（スペイン）の元日本編集長、World Innovation Lab(WiL)などを経て、現在、スタートアップ支援側の取り組みに注力中。

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[読了時間:1分]

　雲の中に浮ぶEvernoteのアイコンを指差すスーパーウーマン風の女性。この画像を見ただけでは何のことかわからないかもしれないが、リュウドのUSBメモリー型ボイスレコーダー「VoiceGate」(ボイスゲート)のパッケージである。

　ただのボイスレコーダーではない。パッケージイラストのごとく、録音した声が、自動でクラウドサービス「Evernote(エバーノート)」上にアップロードされるという凄モノなのだ。しかも価格はリュウドのAmazon.co.jp直営店で3800円。ボイスレコーダーとUSBメモリー両方を購入するよりも安い。

気になるコトは全て声でメモ、USBポートに接続すれば自動アップロード

　一般的なボイスレコーダーのように細かいボタンや液晶ディスプレイなどはゼロ。スイッチをONにしてインジケーターが青色に点灯したら録音開始、スイッチをOFFにすれば録音終了だ。専用ソフトをインストールしたPCのUSBポートに接続すると、録音ファイル一つ一つがEvernoteの音声ノートとしてアップロードされる仕組み。

　本体のメモリーは4GBで、録音時間としては約60時間となる(内蔵電池による駆動は約8時間)ため、会議やセミナーの録音にも充分対応。本体の見た目はUSBメモリーそのもの(メモリーとしても使用できる)で軽量、スイッチ一つで気軽に録音できるため、ふと思いついたアイディアを声で保存するなど活用法は無限だ。

　ボイスレコーダーは声のメモとしての活用が期待されるが、実際はあの機械的なガジェットを持ってブツブツいうのは抵抗感がある。それに細かいメモは、そのまま大量のファイルとなり扱いに困ることが多いのだ。その点、VoiceGateなら、情報管理能力の高いEvernoteに自動保存されるため、気軽に声のメモによる情報蓄積を実現できそうだ。もちろん既存のEvernoteユーザーにとっても魅力的な製品だろう。

製品仕様

【関連URL】
・Amazon.co.jp： リュウド「VoiceGATE」（ボイスゲート）: 家電・カメラ
http://www.amazon.co.jp/dp/B006U6NUIC/
・Evernoteユーザーのためのボイスレコーダー「VoiceGATE」（ボイスゲート） by Thinking Power Project
http://reudo.co.jp/voice/index

蛇足：僕はこう思ったッス
僕は高機能エディタemacsとDropboxで、Evernote以上(自称)の情報蓄積&整理を実現していると自負してきたが、取材やメモなどに使用した音声ファイルの整理や検索には20年以上悩まされ続けてきた。この製品はもしかすると、ピタッとハマルのかもしれない。しかも価格も3800円と破格。遂に僕もEvernoteの世界に、、、、。