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プログラミングには興味があっても「言語を覚えるのが大変」とか「開発ツールに慣れない」という人は、視覚的にプログラミングをすることができるGoogleの「Blokcy!」をチェックしてみてはどうだろう。
例えば、この画面は「Blocky!」で迷路を脱出するプログラムを作成できるデモだが、右側に様々なブロックを配置することで実際に動かすことができる。
類似のビジュアルプログラミング環境には「Scratch」などがあるが、「Blocky!」は基本的に一種のプログラミング言語として使用できるもので、作成したものを他の言語に変換することで応用の幅が広がる。
言語構文をブロック化
ブロックは「if」とか「while」といった構文や変数操作の機能があり、それらを組みあわせるだけでプログラミングをすることができる。
ブロックになったらといって、プログラミングが簡単になるわけではない。確かに余計な情報が抜かれ、わかりにくさは払拭されるが、冒頭の迷路抜けプログラムのように、論理的に考えなければきちんと動作すらしない。
デモでは、迷路の他、Blocky!で作成したプログラムをJavaScript等に変換するものも用意されている。どちらもビジュアルプログラミングの魅力に触れるには十分な機能があるので、是非試して頂きたい。
【関連URL】
・google-blockly – A visual programming language – Google Project Hosting
http://code.google.com/p/google-blockly/
この手の開発ツールは色々あるが言語として提供されたものは珍しい。遊び心一杯のツールで楽しむのもいいが、こうしたある種の本格的指向を持った環境の方が、敷居が低くなったプログラミングの世界への以降がしやすいような気がする。(ところで迷路のプログラム、なかなかうまくいかないんだけど)
8才でプログラマ、12才で起業。18才でライター。道具としてIT/ネットを追求し、日米のIT/ネットをあれこれ見つつ、生み伝えることを生業として今ここに。1990年代はソフト/ハード開発&マーケティング→週刊アスキーなど多数のIT関連媒体で雑誌ライターとして疾走後、シリコンバレーで証券情報サービスベンチャーの起業に参画。帰国後、ネットエイジ等で複数のスタートアップに関与。関心空間、@cosme、ニフティやソニーなどのブログ&SNS国内展開に広く関与。坂本龍一氏などが参加するプロジェクトのブログ立ち上げなどを主導。 Rick Smolanの24hours in CyberSpaceの数少ない日本人被写体として現MITメディアラボ所長 伊藤穣一氏らと出演。TechWaveでは創出支援に注力。個人テーマは「ビットxアトム」